JSR、CEOに初外国人 ジョンソン常務が就任

2019年03月15日

ゴムタイムス社

 JSRは3月14日、同日開催の取締役会において、代表取締役CEO(最高経営責任者)にエリック・ジョンソン常務執行役員が、代表取締役社長兼COO(最高執行責任者)に川橋信夫取締役専務執行役員が就任する人事を内定したと発表し、都内で記者会見を開催した。

 なお、小柴満信代表取締役社長は代表取締役会長に就任し、6月18日開催の第74期定時株主総会議案の取締役選任後、同日に開催される取締役会で正式決定される。

 今回のトップ交代を機にCEOトCOOを新設する。これにより、同社は改めてグローバルでの成長機会を捉え、さらに事業を伸ばしていくために新しい経営体制としていくとしている。

 トップ交代については、2011年からコーポレートガバナンスの強化を進め、2014年から後継者の選抜と育成に関して議論を交わしたという。

 小柴社長は後継者の選考の要件について「①企業変革の継続、②JSRグループが目指すグローバル化の継承と進化、③JSRグループの良い点と強みを理解して価値を提供していく」などを挙げ、選考を行った。

 

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