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米新拠点寄与し大幅増益 東海カーボン18年12月期

2019年02月14日

ゴムタイムス社


 東海カーボンの2018年12月期連結決算は、売上高が2313億200万円で前期比117・7%増、営業利益は752億8400万円で同578・6%増、経常利益は752億1000万円で同485・0%増、当期純利益は739億9800万円で同499・4%増となった。

 セグメント別では、黒鉛電極事業は、売上高が1020億7500万円で同332・3%増、営業利益は前期比大幅増の560億4000万円となった。黒鉛電極の世界的な需給ひっ迫が継続し、同社ではフル稼働が続いた。また、世界的な黒鉛電極市況の上昇に加え、17年11月より北米新拠点が業績に寄与したため、前期比で売上高、営業利益とも大幅に増加した。

 カーボンブラック事業は、売上高が769億2600万円で同60・8%増、営業利益は106億2900万円で同54・8%増となった。対面業界であるタイヤ業界と自動車業界の堅調な推移、原料油価格変動分の価格改定実施、増産効果などにより増収増益となった。さらに、昨年9月より米国の生産拠点である東海カーボンCBが子会社となり業績に寄与した。

 2019年12月期の通期の連結業績予想は、売上高が3227億円で前期比39・5%増、営業利益は987億円で同31・1%増、経常利益は990億円で同31・6%増、当期純利益は661億円で同10・7%減を見込んでいる。

 なお、ファインカーボン事業は、売上高が254億300万円で前期比75・8%増、営業利益は57億3500万円で同229・9%増となった。一般産業用市場が堅調に推移し、特殊黒鉛素材の需給ひっ迫が続いた。また、CVD製品の引き合いが活発化し、同社の生産設備は高稼働を維持した。また18年6月から韓国の韓国東海カーボンが子会社となり業績向上に寄与した。

 工業炉及び関連製品事業は、売上高が113億7100万円で同66・7%増、営業利益は30億4300万円で同126・7%増となった。

 摩擦材、負極材などのその他事業は、売上高が155億2500万円で同14・6%増、営業利益は10億6800万円で同24・5%増となった。

 

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