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【コラム連載シリーズ】世界のゴム事情32 インドのゴム産業(前編) 加藤進一

2019年01月25日

ゴムタイムス社

世界のゴム事情

 インドのゴム産業が成長しています。3年前にも、このコラムでインドのことを書きましたが、その後についてお伝えします。

 インドのゴム産業の成長率は年率約7%です。車の生産台数では2016年にインドが韓国を抜いて、世界第5位になり、中国、米国、日本、ドイツ、インド、韓国の順になりました。年間478万台程度の自動車(乗用車、トラック、バスを含む)を生産しています。販売台数ではドイツを抜いて世界第4位です。

 インドでは、エンジン1000㏄クラスの小型車が多いのですが、スズキ(マルチスズキ)が約50%のシェアを持っており、2位が現代自動車、3位が現地のマヒンドラ&マヒンドラです。トヨタ、日産、ホンダは現地生産をしていますが、意外とシェアが少ないです。スズキの車は大体45万円から200万円の価格になっています。

 インドでは、大手会社の幹部や部長以上は皆、自分の車を持っています。最近は、課長クラスでも自家用車を通勤する人が増えてきました。中堅企業でも役員だけでなく、部長クラスが車で家から通い始めています。中間層の人が


 

加藤進一著
世界のゴム事情2018年冊子版
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