【新年インタビュー】東部工業用ゴム製品卸商業組合 山上茂久理事長

2019年01月01日

ゴムタイムス社

■ 新年インタビュー

40周年を祝い将来につなげる

東部工業用ゴム製品卸商業組合 山上茂久理事長


 

 昨年12月に創立40周年を迎えた東部工業用ゴム製品卸商業組合。山上茂久理事長(ヤマカミ)に40周年記念事業への意気込みなどを聞いた。

◆18年を振り返って

 組合員企業の経営環境は概ね良好だった。17年と比較すると東部地区においては多少足踏み状態の感があるが、組合員の間では見通しは明るいと話しており、当組合の景況調査でも実績、予測とも良好な数字となっている。個人的にも19年の経営環境は悪くないと見込んでいる。

 需要動向では、建機や工作機械向けの高圧ホースなどの需要が活発でホースの販売が伸びたほか、物流や食品用途で搬送ベルトの販売が好調だった。工業用品では自動車関連が堅調だ。半導体関連は、生産調整や在庫調整なども見られるが市場の拡大途上の一時的な停滞と見られる。オリンピック関連需要も活発で、組合員の間でもオリンピックまでは業界の好調が続くと見る向きが多い。

 組合事業では、第6回の商品展示説明会を6月に実施した。隔年の開催だが、継続することにより参加者が増えて認知度も高まり、組合員が気軽にブースを構え情報交換や親睦を図れる良い機会となっている。説明会後の懇親会も盛況で、積極的な情報交換の場となった。

 また、第40回野球大会を8月に開催し、会員と支部から32チームが参加した。2部制となったことで参加者のモチベーションが上がっている。

◆40周年記念事業について

 実行委員会を

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