千葉工場の火災(第2報) 三井デュポンが状況発表

2018年12月20日

ゴムタイムス社

 三井・デュポンポリケミカルは12月19日、同社千葉工場の高圧ポリエチレン製造施設で11月30日16時28分に発生した火災について第2報を発表した。

 それによると、人的被害はなく、物的被害についてはポリエチレン重合設備及び付属(配管等)の被害状況を調査中。同設備以外の設備には被害は発生していない。製品出荷への影響は現在、鋭意情報収集中としている。

 火災の発生日時・経緯は、11月30日16時28分にポリエチレン重合設備の配管付近で火災発見、21時57分に鎮火を確認。12月1日~6日に公設消防の指導により、火災発生場所周辺の可燃ガス漏洩防止対策及び安全対策を実施。12月7日に公設消防による現場検証が完了し、同社での現場調査を開始。現在まで、設備被害状況の調査と発災箇所・原因の究明を継続中。

 同社は、原因と対策については公設消防の指示のもと、関係当局の指導を仰ぎつつ、徹底した原因調査と原状回復に鋭意取り組んでいくとしている。

 

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