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【ゴム技術セミナー】ゴム・プラスチック材料の破損・破壊原因の事例と解析法

2018年12月03日

ゴムタイムス社


 弊社ゴムタイムス社は、2019年4月5日10時30分から16時30分まで、東京都内にて「ゴム・プラスチック材料の破損・破壊原因の事例と解析法」と題して技術セミナーを開催いたします。

【趣旨】

 ゴム・プラスチック材料の破損・破壊に影響を与える因子を個別に解説し、破壊の起こる原因とその解析法を解説します。これは、的確な対策を講じるための必須事項です。

 ゴム・プラスチック材料の破損・破壊では金属材料よりも破面に破壊時の状況が残りにくく、破面観察だけでその原因をつかむことはほとんどの場合は不可能です。もし運よく、破面観察で破壊モードがたとえば疲労破壊だと判別できたとしても、なぜ疲労破壊が起こるような状態に至ったかまではわかりません。

 的確な対策を講じるためには「なぜ破壊が生じたか」を、破面観察に加えて各種分析を駆使して強度低下をもたらした原因があるのかどうかを調べる必要があり、同時に材料強度に係る因子を正しく理解する必要があります。そこで、本セミナーでは破壊現象の基礎、破損・破壊および劣化現象の解析法、各種ポリマーの弱点、破損・破壊や劣化現象の解析事例を紹介し、日々の実務に即役立つようにわかりやすく解説します。

■受講対象者
 ゴム・プラスチック材料のユーザー、技術者、開発者、品質管理に携わる方に向けた内容です。また、高校~大学レベルの化学の知識があるのが望ましいですが、要点は押さえられるよう大切なところは基礎から説明します。

【講師】

仲山和海(一般財団法人化学物質評価研究機構)

【プログラム】

1.破壊現象、メカニズムとその形態
 1.1 強度に係わる因子
   劣化、形状、材料、異物、ボイド、ウェルドライン
 1.2 応力集中と破壊
 1.3 破壊の形態
  1.3.1 脆性破壊とその特徴
  1.3.2 延性破壊とその特徴
  1.3.3 クリープ破壊とその特徴
  1.3.4 疲労破壊とその特徴
  1.3.5 環境応力亀裂、溶剤亀裂とその特徴
  1.3.6 オゾンクラックとその特徴

2.破壊・破損の解析法
 2.1 解析アプローチ
 2.2 外観観察 形状、ウェルドラインなど
 2.3 破面解析法と得られる情報
 2.4 化学分析における前処理法
 2.5 劣化分析法
   FT-IR、DSCによる酸化開始温度、GPC、TG、ESR、NMR、XPS、EPMA
 2.6 材料分析法
   元素分析、分離分析、化学構造解析、形態観察、組成分析(熱分析)
 2.7 分子量及び分子量分布分析法
 2.8 架橋密度の分析・評価法

3.各種ポリマーの弱点

4.破壊・破損解析及び対策事例
 4.1 加硫ゴムの破壊・破損
  4.1.1 加硫ゴムのオゾン劣化と環境の悪化
  4.1.2 NBRの加硫不足による裂け
  4.1.3 水道水中の残留塩素による劣化
  4.1.4 加硫状態が異なるNRの劣化挙動
  4.1.5 NRの加硫時の水分が寿命に与える影響
 4.2 プラスチックの破壊・破損
  4.2.1 ポリアミド6の酸化チタンによる光劣化
  4.2.2 ポリ塩化ビニルの疲労劣化
  4.2.3 分散状態に起因した破壊  など

 

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