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全社増収も利益に明暗 自動車用部品4~9月期

2018年12月06日

ゴムタイムス社

 自動車用ゴム部品メーカー5社の4~9月期の自動車部品事業の売上高は、国内の自動車生産が前年並みで推移し、軽自動車の需要の回復傾向が続くほか、アメリカや中国、東南アジアで生産が概ね堅調に推移したことなどから、全社が増収となった。

 一方、利益面では、増販効果で2社が増益になったものの、人件費の増加や損失計上などにより3社が減益となっている。

 ◆豊田合成
 豊田合成は日本における新型車効果や米州・アジアにおける主要顧客の生産台数の増加等により、売上高は4048億6800万円で同3・8%増となった。

 一方、利益については、日本での新型車を中心とした増販効果や合理化努力等はあったものの、独禁法関連損失を計上したことにより、営業利益は108億1900万円で同44・7%減となった。

 ◆NOK
 NOKの自動車用を含むシール事業の売上高は1718億7300万円で同4・8%増、営業利益は人件費・経費の増加、原材料費の高騰等により、183億6300万円で同4・0%減となった。

 自動車向けについては、国内での軽自動車の需要回復が継続し、東南アジアでの需要が好調に推移した事により、販売は増加した。

 ◆住友理工
 住友理工の自動車用品の売上高は1959億円で同4・1%増。セグメント利益は37億円で同5・4%増となった。

 ◆西川ゴム
 西川ゴム工業は、売上高は478億4800万円で同8・0%増となり、営業利益は34億7600万円で同7・3%減となった。

 ◆フコク
 自動車部品が主体のフコクの売上高は389億5800万円で前年同期比5・3%増、営業利益は15億8300万円で同6・5%増となった。

 主要顧客先である自動車産業では、各エリアの販売動向に浮き沈みが見られる中、グローバル全体では引き続き生産を伸張させている。また、国内外の建機市場についても概ね堅調を維持している。同社グループの受注も底堅く推移し、各エリアにおいて前期並みあるいはそれ以上の売上を達成したことから増収増益となった。

 

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