18年10月のゴムベルト生産実績 コンベヤ輸出6ヵ月連続増

2018年11月30日

ゴムタイムス社

 日本ベルト工業会がまとめた10月のゴムベルト生産実績によると、生産量は合計で2502tで前年同月比4%増となり、前月の減少から増加に転じた。うち内需は1837tで同2%減で3ヵ月連続で減少し、輸出は665tで同27%増と6ヵ月連続で増加した。

 品種別のコンベヤベルトは1446tで同6%増で前月の減少から増加に転じた。内訳は、内需は同16%減、輸出は同34%増となり、内需は7ヵ月連続減、輸出は6ヵ月連続で増加した。

 伝動ベルトは1056tで同2%増。内需は同2%減、輸出は同5%増だった。内訳はV・ファンベルトが同横ばい、歯付ベルトは同5%増、その他ベルトは同14%増。

 伝動ベルトの輸出は、Vファンベルトが同10%減、歯付ベルトが同12%増、その他が同35%増と伸びトータルでは同5%増となった。

 1~10月累計では、ゴムベルト生産量合計は2万2170tで前年同期比横ばいとなった。内需は1万6451tで同4%減、輸出は5719tで同14%増となった。

 10月の樹脂ベルト生産量は12万3268㎡で同4%増となった。

 品種別ではポリウレタンが9万407㎡で同6%増、PVCが2万3336㎡で同20%増、その他が9525㎡で同30%減となった。

 

[/hidepost]

全文:約548文字

関連キーワード: ·