ゴム・ビニール手袋特集 ハナキゴム ハナローブ400シリーズが好評 JIS「T8116」取得も後押し

2018年11月22日

ゴムタイムス社

 各種指サックと業務用手袋の開発を手掛けるハナキゴム(茨城県牛久市、花木秀晴社長)は、工業用手袋の「ハナローブ400シリーズ」、導電性手袋の「ハナローブ800シリーズ」など主力製品の「ハナローブシリーズ」を中心に、耐薬液用手袋の「エフテロングローブ」に注力している。

ハナローブ416

ハナローブ416

 「ハナローブ400シリーズ」は中・低濃度の酸やアルカリなど一般化学薬品に優れた耐性を持つ天然ゴム製手袋で、同シリーズの中でも安定した売れ行きを見せている。独特の製法で天然ゴムの特質を最大限に活かすことにより、ユーザーは柔らかくて使いやすく、長時間作業にも疲れにくい、さらに着脱も容易、といった特徴を持つことから、工業用から土木用まで幅広い業界で支持されている。特に、「ハナローブ416」などは他社にはない「滑り止め付き」があることも、ユーザーから高い評価を得ている要因だ。

ハナローブ817

ハナローブ817

 また、導電性手袋の「ハナローブ800シリーズ」「アーステロン」も順調に販売が推移している。材質により耐摩耗性が高く、ケトン類、エステル類などの溶剤の使用に適した「ポリウレタン製」、耐オゾン性に強くアルカリや酸の使用に

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