伝動ベルト特集 三ツ星ベルト 高トルクタイプ製品が好調 下期以降の需要環境を注視

2018年11月30日

ゴムタイムス社

 三ツ星ベルト(神戸市長田区、垣内一社長)の一般産業用伝動ベルトの18年度上期(4~9月)売上はほぼ計画通りで推移している。

 業界別では、射出成形機向けは上期も好調が継続し、ロボット向けも順調に伸長した。

 一方、農業機械用は大手メーカー向けの組込用・補修用は前年同期比で伸びたものの、一般補修用は微減。また、OA機器向けは事務機メーカーの国内生産減などで状況は厳しいが、上期はなんとか横ばいを維持した。

 製品別の状況を見ると、タイミングベルトについては、好調な射出成形機向けとロボット向けに引っ張られる形で、「ギガトルクGX」に代表される高トルクタイプはプーリーとセットで順調に売り上げが伸びており、「ギガトルクGXはメインの射出成形機以外の分野にも採用が広がっている」(同社)とのことだ。

 また、タイミングベルトとタイ

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