U―MHIプラテック 射出成形機工場を新設 2020年3月に完成予定

2018年10月25日

ゴムタイムス社

 宇部興産グループのU―MHIプラテック(U-MHIPT)は10月25日、三菱重工業が同社大江工場のグラウンド跡地に新設する射出成形機工場を賃借し、U―MHIPTの新工場として活用すると発表した。

 U―MHIPTの新工場は「大江工場」と称し、名古屋鉄道東名古屋港駅近くの場所約1万8000㎡に、今年12月に着工・2020年3月に完成予定。また、U―MHIPTは同年7月に現在の岩塚工場から大江工場に移転する。

 岩塚工場は製造設備・材料・仕掛品等が複数の建屋に分散配置されているが、大江工場はU―MHIPTの射出成形機専用工場として製造工程を考慮したレイアウトに一新することで、効率的な生産が可能となる。また、U―MHIPTの主要顧客である東海地方を中心とする自動車産業に近い名古屋地区に最新の製造拠点を置くことで、競争力強化が期待できる。今後は最新鋭の工場で顧客のニーズに合致した高品質の射出成形機の迅速な生産に努めていくとしている。

U-MHI PTの射出成形機

U-MHI PTの射出成形機

関連キーワード: ·

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー