ベルト3社の4~6月期 3社増収増益 自動車・一般産業用の販売増が寄与

2018年08月27日

ゴムタイムス社

 ベルト3社の19年3月期第1四半期連結決算が出揃った。国内では自動車生産が前年を上回る状況で推移した上、一般産業用では射出成形機向けの伝動ベルトは堅調。さらに、物流や食品などの樹脂ベルトも安定した伸びが続いている。海外では、中国やアジアで自動車や二輪車用ベルトの需要増に加え、繊維向けなども回復傾向で推移していることから、3社いずれも増収増益となった。

〈バンドー化学〉
 バンドー化学は売上高が235億7500万円で前年同期比6・0%増、営業利益は19億1600万円で同40・2%増、経常利益は24億1000万円で同45・8%増、四半期純利益は18億1400万円で同34・3%増となった。
 自動車部品事業では、国内は、補機駆動用伝動システム製品の販売が増加した。また、積極的な営業活動や品揃えの拡大により補修市場への販売も増加した。
 海外は、中国で主要顧客の生産台数の増加により販売が増加。アジアでは、タイで

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー