ゴムタイムス70周年の画像
老化防止剤の配合ポイントとその応用のバナー

横浜ゴム SUV用マッドテレーンタイヤ ジオランダーX‐MT発売

2018年07月13日

ゴムタイムス社

 横浜ゴムは7月6日、SUV・ピックアップトラック用タイヤブランド「ジオランダー」のマッドテレーンの新製品「ジオランダーX‐MT」を2018年秋より日本で発売すると発表し、埼玉県川越市のオフロード・コースで同製品の試乗会を開催した。

 同タイヤは昨年8月発売の「ジオランダーM/T・G003」よりもさらに趣味性を高めたマッドテレーンタイヤで、主にオフロード走行、ロックトレイルを楽しむユーザー向けに開発された。

 発売サイズは、35×12・50R17・LT121Q、37×13・50R17・LT121Q、40×13・50R17・LT121Qの3サイズ。

 SUVやピックアップトラックの人気が高い北米地域では日本に先行して販売されており、好評を得ている。

 試乗会に先立ち、同社タイヤ第一設計部の渡部弘二部長が「今日は天候も悪く路面コンディションもかなり荒れているが、安全に注意して、オフロード性能を体感してもらいたい」と挨拶した。

 続いて、消費財製品企画部タスクリーダーの児島弘行氏が開発の経緯と狙いを説明し、日本でのSUV車両の販売が増加傾向で、オフロードタイプの車両も根強い人気があることや、日本のオフロードユーザーの輸入車派と日本車派との嗜好の違いを示し、同タイヤが輸入車の車高の高さを利用して高低差の激しい路面でオフロード性能を楽しむコアなユーザー向けであることを解説した。

 また、製品の特徴として、①幅広い溝による高いトラクション性能、②サイドにも大きなブロックを配置したアグレッシブなルックス、③摩耗性能やノイズを改善、の3点を挙げ、ターゲット車両としては、ホビーユーザーがリフトアップしてオフロード走行を楽しむためのSUV・ピックアップ車両を主に想定しながらも、ドレスアップやレジャーの愛好家も満足させる製品を目指しているとした。

 この後、タイヤ第一設計部の吉田泰之氏がデザインと搭載技術について説明し、オフロード性能とオンロードの性能の両立を最も重視し、溝面積やブロック形状、サイプの配置・形状の最適化を図ったことをポイントとした。

 デザインについては、タイヤ周方向に突出したブロックを設置し高いトラクション性能を確保したことや、トレッドからサイドまで統一感があり、見ても楽しめるデザインになっていると述べた。

 タイヤデザインには自然界の岩をイメージした「ロックコンセプト」を採用。同コンセプトから生まれた「ロックコンセプトトレッド」や大型のサイドブロック、ブランドロゴが車両のオフロードイメージをより強く演出している。

 このほか、同タイヤは専用構造として①ワイドトレッド、②ナイロンフルカバー、③専用サイド、④高剛性3プライ構造、⑤大型リムプロテクトバーを取り入れている。

 トレッドコンパウンドは、摩耗、グリップ、カット・チッピングのそれぞれに強い3種類のポリマーを混ぜ合わせ、カーボンブラックでバランスを取った、MT専用コンパウンドを用いている。

 性能面では昨年発売の「ジオランダーM/T・G003」を超えるオフロード性能を追求。溝面積を大きくとった「ワイドラググルーブ・パターン」が様々な路面で確実なトラクション性能を発揮するとともに、大型サイドブロックが悪路での走行性能の向上に貢献する。

 試乗会は2つのマッド路面のコースで行われ、初めに、距離が短く勾配が少ないものの急カーブの多いコースで、同タイヤを装着したトヨタタンドラで試乗を行った。

関連キーワード: ·