横浜ゴム フィリピン工場で火災

2017年05月17日

ゴムタイムス社

 横浜ゴムは5月15日、乗用車用・SUV用タイヤを製造する「ヨコハマタイヤ・フィリピン(YTPI)」で、現地時間の14日午後3時ごろ火災が発生し、建屋面積20万5000㎡のうち、工場内商品倉庫を中心に約1万7400㎡を焼失して、午後11ごろ鎮火したと発表した。

 消火活動中に煙を吸った2人が喉に痛みを訴え、1人が病院で経過観察中だという。火災の原因と物的被害については、現在確認中である。

 YTPIのホームページによれば、同工場は1996年4月に設立され、総面積は45万2000㎡、従業員数は2326人。

 生産能力は3万本/日で、製造したタイヤの95%を北米や欧州、アジアを中心に輸出している。

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