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東京オートサロン2018 タイヤ各社がスポーツ中心に展示

2018年01月15日

ゴムタイムス社

 世界最大規模のカスタムカーイベント「東京オートサロン2018」が1月12~14日に千葉市の幕張メッセで開催された。ゴム関連では、タイヤメーカーのブリヂストン・住友ゴム工業・横浜ゴム・東洋ゴム工業・日本グッドイヤーの5社が出展し、スポーツタイヤを中心に展示を行うとともに、ブランド・イメージの訴求に努めていた。

◆ブリヂストン
 昨年同様、サーキットを基盤に歩む、同社の国内外におけるさまざまなモータースポーツ活動と、「最高の走りの歓び」を足元から支えていくグローバル・プレミアム商品ブランド「ポテンザ」を中心の展示となった。

 ブースは「ポテンザ・ヒストリー」と「モータースポーツ」で構成。ヒストリーでは、1986年に国内タイヤメーカーのタイヤとして、初めてポルシェやフェラーリに新車装着された「ポテンザRE71」をはじめとしたタイヤを軸に、ポテンザの歴史を紹介した。

ブリヂストン

 一方、モータースポーツについては、ポテンザのレーシングタイヤを装着したスーパーGT300クラスの車両や、「ポテンザRE―05D」を装着して全日本ジムカーナ選手権のチャンピオンを獲得した車両、フォーミュラドリフトに参戦した車両のほか、「ポテンザS001」を装着した「フェラーリ458」の展示も行った。

 また、昨年のインディ500で日本人ドライバーとして初優勝した佐藤琢磨選手、元F1ドライバーの鈴木亜久里氏など、数多くのゲストを招いたトークショーを開催し、モータースポーツの楽しみ方やレースでのポテンザの重要性などを紹介した。

◆住友ゴム
 「ダンロップ」「ファルケン」の2ブランドで別々にブースを設けて展示を行った。

 ダンロップブースでは、創業者ジョン・ボイド・ダンロップが空気入りタイヤを発明してから130周年を迎えたのを機に、「絆は信頼の証」をコンセプトに、ダンロップの歴史と、現在の高い技術力を表現した展示を行った。

 また、ステージイベントでは、スーパーGT第6戦のGT500クラスで優勝を果たしたナカジマ・レーシングをはじめとするダンロップ・ドライバーによるトークショーを実施した。

住友ゴム

 一方、ファルケンブースでは「アヴァンギャルド~常識を破れ~」をコンセプトに、モータースポーツへの参戦、エアレースや欧州サッカーリーグへの協賛活動など新たな挑戦に取り組み、アヴァンギャルドな活動を続けるブランドイメージを表現した。

 具体的には、昨年の「ニュルブルクリンク24時間レース」参戦車両で、今回が日本初展示となるファルケン・モータースポーツ「BMW・M6・GT3」や、エアレースで昨年、シリーズチャンピオンに輝いたチームファルケンの室屋義秀選手の機体模型などを展示したほか、室屋選手のトークショーを行った。

◆横浜ゴム
 タイヤとホイールでブースを設け、それぞれの製品を紹介した。

 タイヤブースでは、グローバルシップブランド「アドバン」をメインにハイパフォーマンスなヨコハマを訴求するとともに、ウエットグリップ性能に優れる商品を多数紹介した。

 アドバンでは、世界有数のプレミアムカーに新車装着されている「アドバン・スポーツV105」や同社史上最高の静粛性を実現した「アドバン・デジベルV552」などを紹介。この他、アドバンレーシングタイヤをワンメイク供給する「全日本スーパーフォーミュラー選手権シリーズ」で17年のチャンピオン車を展示した。

 また、ブースではアドバンに加え、ハイパフォーマンスな低燃費なタイヤ「ブルーアース・エース」などで国内タイヤラベリング制度で最高グレードのウエットグリップ性能「a」を獲得した商品を多数展示した。

 同社によると、ウェットグリップ性能「a」を獲得した商品は現在234あるとのことで、「雨に強いヨコハマ」を来場者に実感してもらえるブース構成となっていた。

◆東洋ゴム工業
 「トーヨータイヤズ」「ニットー」の2つのブランドでブーズを設けて製品をPRした。

 トーヨータイヤズのブースでは、米国で人気のピックアップトラックを始め、レーサー仕様のユーロスポーツやSUVなど、普段国内では目に触れることのない車両を展示。また、これらに装着されている「オープンカントリー」や「プロクセススポーツ」シリーズの大口径タイヤを中心に紹介した。

 ニットーのブースでは、過酷な米国オフロードレース「キングオブハマーズ」で活躍する車両や、クライスラー社の「ダッヂ・チャレンジャー」など特徴ある車両を展示した。

 また、ニットーブランドの快適な乗り心地と静粛性を実現したラグジュアリースポーツタイヤの代表格「インヴォ」を始め、SUV用の大口径タイヤ「テラ・グラップラー」や昨年2月日本国内市場で発売した「NT555G2」などを紹介し、ブースではラグジュアリーかつワイルドな同社の世界観を表現していた。

◆日本グッドイヤー
 「プレミアム・グッドイヤー」をテーマに、2月1日に発売する乗用車用コンフォートタイヤ「エフィシエントグリップ・コンフォート」と、SUV用コンフォートタイヤ「エフィシエントグリップ・パフォーマンスSUV」を中心に紹介した。

 エフィシェントグリップ・シリーズは、グッドイヤーが新車装着用・市販用の両方でグローバル展開している、コンフォートカテゴリーに属する低燃費タイヤブランド。日本市場では、2015年から「パフォーマンス」「エコEG01」「SUV・HP01」の3パターンで展開してきたが、新製品の投入により5パターンに拡大する。

日本グッドイヤー

 コンフォートは「イーグルLS・EXE」の後継製品で、走りの象徴であるイーグル・ブランドからプロダクトブランドを見直し、向上させたコンフォート性能を訴求している。

 パフォーマンスSUVは、併売するSUV・HP01以上のオンロード性能を持つハイパフォーマンスタイヤだ。

 ブースではこのほか、オールシーズンタイヤ「ベクター4シーズンズハイブリッド」やウルトラハイパフォーマンス「イーグルF1アシンメトリック3」などの既存品もPRしていた。