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18年上半期値上げ〈工業用品〉 ゴムシートで値上げ相次ぐ

2018年07月04日

ゴムタイムス社

 原材料価格の高騰や物流費の上昇などを背景に、2018年上半期も工業用品で値上げが実施された。主なゴム製品メーカーのアナウンスは別表の通り。2018年上半期では、素材メーカーの製品が値上げされた他、ゴムシート各社からも5月以降値上げが相次ぎ表明された。
 デンカは「デンカサーモシートBOPS」「デンカスチレン系シート」を、1月15日出荷分から10円/kg以上値上げした他、「PVCテープ」「包材テープ」全製品を4月1日出荷分から10%以上値上げした。
 また、トヨ雨どい全般を5月1日出荷分より10%以上値上げ、電子包材用シートを5月1日出荷分より値上げした。値上げ幅はEC系全グレード・CLC系全グレードともに18円/kg。
 十川ゴムは、10ミリ超の厚物のゴムシートに限定し、6月1日出荷分から15%~25%値上げした。
 改定幅は製品により個別に設定する。また、特定の顧客向け製品や陥没価格製品などは、それぞれ個別に交渉する予定とした。主原料の値上がり、エネルギーコストの上昇、梱包材など副資材の価格上昇に加え、人件費も上昇している。また、物流業界の構造的要因による大幅な運賃値上げも、大きなコスト増加につながっている。
 同社では、これらコスト増加分の内部吸収を第一に考え、製造工程・製造効率等を見直し、長く自助努力を続けてきたが、これらのコスト上昇は自助努力で吸収できる範囲を超えており、値上げを実施した。
 クラレとクラレトレーディングは、PMMA(メタクリル樹脂)押出板「コモグラス」、PMMAキャスト板「パラグラス」、PMMA押出ミラー板「コモミラー」について、4月23日出荷分より15%値上げした。
 三菱ケミカルは、フィルム製品を値上げした。二軸延伸ポリスチレンシート(OPS)「サントクリア」「ソフトクリア」は5月1日納入分から10円/kg以上、OPSシュリンクフィルム「DXLフィルム」は5月1日出荷分から40円/kg以上値上げを行った。
 タイガースポリマーは、5月受注分より各種ゴムシートの価格を10~30%値上げした。主原材料に加え、運送費、梱包材などの副資材費なども

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