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コベストロジャパン 先進的なポリウレタン素材がロシアW杯「公式試合球」に採用

2018年06月28日

ゴムタイムス社


 コベストロジャパンは、「2018FIFAワールドカップロシア大会」の公式試合球であるアディダス社の「テルスター18」シリーズに、同社が開発したポリウレタンに粘着コーティングした布地が採用されていることを発表した。

 テルスター18に採用された粘着コーティングの上は、厚さ約1ミリのポリウレタンフォーム層で、何百万個ものガス入り微粒子でできている。この発泡ポリウレタンは大変柔軟で、キックして変形してもすぐに元の球形に戻り、ボールは最適な飛行経路で飛んでいくとされる。

 また、同社は30年以上に渡りアディダス社のサッカーボール向けに先端素材を開発し提供しているが、テルスターシリーズは、アディダス社が公式試合球の製造を始めた1970年以来、ワールドカップ公式試合球に選ばれており、象徴的な32枚の白黒ネルを用いた初代「テルスター」の誕生によって、サッカーボールのデザインが確立された。

 同社のEMLA(ヨーロッパ・中東・ラテンアメリカ)地域のテキスタイルコーティング部門の責任者であるトーマス・ミヒャエリスによれば、「テルスター18は、新開発のポリウレタンでコーティングされた布地を採用することで、さばきやすく、飛行安定性に優れ、耐水性も抜群である」と紹介した上で、「表皮にはImpranil®層とDispercoll®接着剤を用いたテルスター18は、私が子供の頃に使っていたステッチで縫合した革製のボールのはるか先を行く、まさにハイテクスポーツ用品である。最新の合成素材なら、選手はどんな天候条件でもボールのパフォーマンスを予測できる。濡れたサッカーボールを蹴ったことのある人ならその真価がわかるだろう」などと述べている。