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三井化学 「フォルティモ」開発で「日本ゴム協会賞」を受賞

2018年06月04日

ゴムタイムス社

 三井化学は6月4日、一般社団法人日本ゴム協会が5月30日に開いた第7回定時社員総会において、同社が世界で初めて開発した高弾性脂環式ポリウレタンエラストマー「フォルティモ」が同協会の「日本ゴム協会賞」を受賞したと発表した。

 コーティング、接着剤、シーラント及びエラストマーなどに使用されるポリウレタンは、これまで「高弾性と高耐熱性」と「無黄変性(黄色く変色しにくい)」のいずれかの特性をもつ製品しか存在していなかったため、市場では双方を併せ持つ新しい材料の開発が待たれていた。

 同社は2014年に、世界で初めて高弾性、高耐熱性だけでなく、無黄変性も兼ね備えたフォルティモの開発に成功。さらに、従来のポリウレタンの成形工程においては、耐熱性を持たせるために有機溶剤中で加工する必要があったが、フォルティモはそれ自体が十分な耐熱性を有するため、成形工程での無溶剤化を可能にした。ポリウレタン製品の課題のひとつであった耐熱性と環境対応の両立も初めて実現しており、かけ心地がよく折れにくいサングラスのフレームやテニスラケットのガット、ウエアラブルバンドなどですでに実用化されている。同社は今後もフォルティモを用いて広く社会に貢献すべく、モビリティ、ヘルスケアおよびフード&パッケージングの分野を中心に、用途開発を加速していく方針だ

授賞式写真

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