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JXTGエネルギー 米国でENB製造装置を能増

2018年05月31日

ゴムタイムス社


 JXTGエネルギーは5月30日、同社と三洋化成工業が、米国のENB(エチリデン・ノルボルネン)製造装置の生産能力を4万t/年から4万6000t/年に15%増強することを決定したと発表した。

 ENBは、自動車の窓枠やラジエターホースなどに使用される合成ゴム(EPDM)の製造に欠かせない成分。世界的な自動車生産の増加に伴い、ENBの需要も堅調に拡大している。

 同社と三洋化成工業は、現在日本に1系列、米国に2系列の製造拠点を有する世界最大のENBメーカー(同社調べ)であり、北米・欧州・アジアのタンクターミナルからなる供給ネットワークを通じて事業展開している。

 2社は2007年に日米3系列の生産体制を構築後、ENBの需要拡大に合わせ、既存装置の生産能力増強を進めてきた。2015年には日本の製造装置の生産能力を2000t/年増強。さらに、米国の製造装置の生産能力を2020年までに6000t/年増強することを決定した。

 これら一連の増強により、2020年の生産能力は、日米合計で6万8000t/年となる予定だ。また、2020年以降拡大が見込まれるENB需要に対応すべく、さらなる能力増強の検討を進めている。

 同社と三洋化成工業は、生産体制の拡充を図ることにより、ENBの安定供給の継続に努めるとともに、ENB事業の更なる競争力強化を推進していくとしている。