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日本ゴム工業会 新会長に住友ゴム池田社長

2018年05月25日

ゴムタイムス社

東洋ゴム清水社長が新副会長に
西海、吉井両氏は留任

 日本ゴム工業会は5月24日、第14回幹事会に先立ち開かれた理事会で任期満了に伴う役員改選を行い、新会長に住友ゴム工業の池田育嗣代表取締役社長を選任した。副会長にはブリヂストンの西海和久代表取締役COO、バンドー化学の吉井満隆代表取締役社長が再任され、新たに東洋ゴム工業の清水隆史代表取締役社長が新副会長に選任された。常勤役員理事には松谷衛専務理事が再任された。

会場風景

会場風景

 環境変化に機敏に対応

 新会長に就任した池田会長は「私のモットーは誠心誠意、なにごとにも一生懸命に取り組んでいくことです。会長としてお役に立てるよう頑張ってまいりますので、皆様のご支援をよろしくお願いいたします」とあいさつ。

 池田会長は、少子高齢化やグローバル化の進展、少子化の影響による人手不足、自動車産業の一大転換機、米国の保護主義政策、中東や北朝鮮などの地政学的リスクなどを挙げ、ゴム産業を取り巻く環境が大きく変化していることを強調。

 

あいさつする池田新会長

あいさつする池田新会長

 そのうえで、これらの動きに翻弄されることなくさまざまな可能性を想定し、技術を磨くとともに新たなイノベーションを創出できる基盤を構築していく必要があるとし、「特に環境問題は年ごとに課題や対象が拡大しており、個別企業での対応には限界がある。当工業会としては今後起こりうる環境変化に機敏に対応できるよう世界の動向を見据えるとともに情報を広く集め、課題によっては業界一丸となって対応していきたいと思う」と環境問題への対応を課題の一つに挙げた。

 さらに池田新会長は、すべてが限られた国からの輸入品であり、地政学的リスクや天候の影響が避けて通れない天然ゴムについて、「森林破壊ゼロ、トレーサビリティ確保などの新たな課題に対応することも日本ゴム工業会の使命と認識している。合わせて、当工業会の活動内容を広く発信することも必要で、ゴム産業への理解や共感を得て、社会にその存在をしっかりと認識していただけるよう」取り組みを強化していくと抱負を述べた。

 これを受けて2期4年、会長職にあった南雲忠信・横浜ゴム代表取締役会長兼CEOは「2014年4月26日の総会で会長に就任。ちょうど4月1日から一般社団法人日本ゴム工業会となり、実際のルール、運営方法については皆さんと検討しながら進め、事務局の皆さんが相当苦労したのかなと思っています」と述べ、地球温暖化問題、人手不足の問題や企業の品質・管理体制の強化に対するガイドライン策定、2016年のIRCへの参画などを感慨深げに振り返り、「池田新会長のあいさつを聞きまして、これからのゴム工業会がさらに発展していくという確信が持てるように思いました」と新執行部にエールを送った。

本文:約1113文字

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