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プライムポリマー GFPPを量産化へ 19年9月に年産3500t 車軽量化で需要見込む

2018年05月23日

ゴムタイムス社


  三井化学とプライムポリマーは5月22日、プライムポリマーがガラス長繊維強化ポリプロピレン(GFPP)「モストロン―L」の生産設備を新設すると発表した。

 新設場所はプライムポリマー姉崎工場(千葉県市原市)で、新設備能力は3500t/年。2019年9月に営業運転を開始する予定。

 モストロン―Lは、プライムポリマーが開発した繊維状のガラスとポリプロピレン樹脂を溶融・混練して得られる複合材料。軽量で、ガラス繊維が長いことにより剛性や耐衝撃性のバランスに優れ、外観性が良いことから無塗装による自動車向けバックドアインナーなどに採用されている。

 環境規制の強化やEV化の進展を背景に自動車の軽量化が求められる中、金属の代替が可能な素材の一つとして繊維強化樹脂の需要増加が見込まれることから、同製品の自社製造技術を確立し量産化を図ることにした。

 プライムポリマーは同製品を戦略製品の一つに位置付け、事業の強化・拡大を進める方針。