18年1~3月のゴムホース 数量は4%増、金額は微増

2018年05月22日

ゴムタイムス社

 日本ゴムホース工業会がまとめた2018年1~3月のゴムホース生産実績によると、生産量(新ゴム量)は9518tで前年同期比4・0%増、出荷金額は352億100万円で同0・4%増となり、数量・金額とも前年実績を上回った。

 数量、金額ともプラスだったのは、生産量全体の3分の2を占める自動車用が堅調だったことに加え、建機や工作機械向けの高圧用も好調が継続したことが全体を押し上げた。

 品種別では、自動車用は生産量が6244tで同0・8%増、金額は269億9000万円で同2・3%増となった。

 日本自動車工業会によると、18年1~3月の国内四輪車生産台数は前年同期比0・6%減と前年実績を下回ったが、輸出台数が同7・3%増となるなど、自動車生産は高水準を維持している。このことが自動車用ホースの増加につながった模様だ。

 高圧用は生産量が1494tで同25・5%増、金額は48億800万円で同2・4%増だった。

 高圧用の主な需要先を見ると、建機の18年1~3月の総出荷金額(内外需合計)は同6・7%増(日本建設機械工業会統計)

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