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BASFの第1四半期 化学品・石油ガス好調で増益

2018年05月09日

ゴムタイムス社


 BASFは2018 年第 1 四半期の業績は、売上高は前年同期をやや下回り、2 億 1,100 万ユーロ減の 166 億ユーロ、特別項目控除前営業利益は前年比で5500万ユーロ増の25億ユーロ、営業利益は前年比7000万ユーロ増の25億ユーロ、税引き前及び少数株主持分控除前利益は3600万ユーロ増の23億ユーロの減収増益となった。

 売上高は全部門で為替のマイナス効果の影響により減収となった。しかしながら、機能性材料部門、化学品部門においては、販売価格の上昇(+5%)、さらに販売量の増加(+2%)が売上高にプラスに寄与した。また、高性能製品部門以外のすべての部門で、販売量は増加した。

 特別項目控除前営業利益は、主に化学品部門、石油・ガス部門が大幅な増益に寄与した。

 営業利益は主にノルウェーなどの税率の高い国での増益により、税率は 22.9%から 24.7%に上昇。純利益は 3,000 万ユーロ減の 17 億ユーロとなった。

 化学品部門の 2018 年の第 1 四半期の売上高は、米ドルに関連した為替の影響を受けたものの、前年同期をやや上回り、43 億ユーロとなった。これは主に、モノマー事業本部、中間体事業本部における販売価格の上昇と、石油化学品事業本部の販売量の増加によるもの。特別項目控除前営業利益は利益率の上昇と販売量の増加により、前年同期と比べて大幅増となる18%増の11億ユーロ超となった。

 高性能製品部門の売上高は、前年同期比で大幅減の約 40 億ユーロとなった。全事業本部で米ドルに関連した為替のマイナス効果が見られたことが主因。ニュートリション&ヘルス事業本部、ケア・ケミカルズ事業本部における販売量の減少およびポートフォリオの変更も影響した。また、前年同期比で販売価格の上昇を達成し、為替の影響に応じて調整を行ったため 、平均利益率は上昇したが、特別項目控除前営業利益は主に為替のマイナス効果により、前年同期比で4500万ユーロ減少し、4 億 7000万ユーロとった。

 機能性材料部門の売上高は、販売価格の上昇や販売量の微増があったものの、為替のマイナス影響を大きく受け、前年同期比でやや減少し、51 億ユーロとなった。特別項目控除前営業利益は利益率の低下と固定費の増加により、3 億3300万ユーロの大幅減のとなった。

 石油・ガス部門の売上高は主に販売価格の上昇、さらにはノルウェーにおける販売量の増加、取引量の増加により、 9 億 4500万ユーロ売上高、前年比14%増の大幅増となった。2018 年第 1 四半期の1 バレルあたりの平均ブレント原油価格が 67 ドルとなり、欧州の現金取引市場におけるガスの価格も前年同期と比べて大幅に上昇。これが一部、主に米ドルに関連した為替の影響を埋め合わせる形となり、特別項目控除前営業利益も大幅に改善し、前年同期比 1 億9500万ユーロ増の3億6500万ユーロとなった。

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