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日本ゼオン 川崎で水素化NBRを能増

2018年04月27日

ゴムタイムス社

 日本ゼオンは4月26日、特殊架橋タイプ水素化NBRの事業拡充に向け、川崎工場の乾燥能力を増強すると発表した。2019年の9月の完工を目指す。

 主に自動車の重要保安部品に採用が広がる、特殊架橋タイプの水素化NBRの需要増に対応する。

 同社の水素化NBR「ゼットポール」は、耐油性の高いNBRを水素化し耐熱性を高めた特殊ゴムで、富山県の高岡工場及び神奈川県の川崎工場(神奈川県)、アメリカのテキサス工場の3拠点で製造されている。

 このうち川崎工場では、旧来の製品より耐熱性を10度以上向上させた「特殊架橋タイプ ゼットポール」を生産しており、高温領域で使用されるフッ素ゴムからの代替需要を中心に採用が進んでいる。高いガスケット耐熱性が評価され、ガスケット、オイルシール、燃料系ホース等に使用されている。

 また、ガラスコード処理や繊維処理剤向けを中心に開発が進んでいる「ゼットポール ラテックス」も川崎工場で生産している。小排気量のターボエンジンに搭載される油中タイミングベルトの芯線処理剤として主に使用されている。

 同社グループは、これからもハイパフォーマンスな特殊合成ゴムを提供することで、自動車産業の発展に貢献していく方針だ。

Zetpol® 製造プラント(川崎工場)

Zetpol® 製造プラント(川崎工場)