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ゴムシート特集 シート需要は堅調持続 価格改定の動きも

2018年04月06日

ゴムタイムス社

 ゴムシートは建築・土木・機械を始め、自動車やスポーツ施設などさまざまな産業分野で、パッキング材や緩衝材、敷物などに幅広く使われている。このため、ゴムシートは「景気のバロメーター」ともいわれ、基本的には景気の動きに連動する形で、ゴムシートの生産・出荷も上下する構図となっている。

 日本ゴム工業会統計委員会(ゴム板製品関係7社)がまとめた昨年のゴムシートの生産・出荷実績によると、合計生産量は1万9776tで前年比1・5%増、出荷量は1万9407tで同1・4%増となり、生産量は前年の減少から増加、出荷量は前年の微増(0・1%増)に続いて増加した。

 ゴムシートはもともと下期型といわれるが、各メーカーの話を総合すると、需要は昨年9月ごろから潮目が変わり、動きが良くなったと答える企業が多い。需要先では、自動車産業は安定、半導体や工作機械業界は好調が続いている。さらに、東京五輪や中央新幹線関連の需要も今後伸びることが期待され、今年のシート需要も安定的に推移することが見込まれる。

 また、製品開発では、各社が競争力を持ったシート製品に注力している。新しい素材や機能をプラスアルファした製品開発を活発化させることで、需要の掘り起こしを狙っている。

 一方、各社の悩みの種となっているのが原材料を始め、梱包材などの副資材、物流費など各種コストの上昇だ

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ゴムシート特集 シート需要は堅調持続 価格改定の動きも

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