ベルト特集 フォルボ・ジークリング・ジャパン 食品・物流とも好調継続 衛生性の高いベルト投入へ

2018年04月27日

ゴムタイムス社

 フォルボ・ジークリング・ジャパン(東京都品川区、佐藤守社長)の樹脂ベルト事業は、昨年の良い流れが継続し、今年に入っても計画通りに進捗している。

 需要先では、主要分野の食品向けは製菓や製パンを始め、食品包装機械、農産物なども順調に販売を伸ばしている。物流向けは各地で建設される配送センターの大型案件を獲得できている。主力製品の搬送・加工工程用ベルト「トランジロン」を中心に好調が持続している。

 食品向けでは、粘着性や屈曲性、耐熱性などの特性を持ち付加価値の高いベルトを展開している。細分化する顧客の要望に応えるで、顧客が使用条件ごとに使い分けができる環境を整えている。

 特に、「ProsanフルシールHACCPシリーズ」は、2015年に発売を開始してから、同社の戦略商品として注力しており、売上は順調な伸びを示している。同製品はベルト両面に耐湿熱性ウレタンコーティングすることで、抗菌剤未使用でも抗菌、防カビ効果が高く、ベルト表面に汚れが付着しにくいため、クリーニングが容易

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