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独ランクセス ドイツに特殊コンパウンドの製造ラインを新設

2018年03月23日

ゴムタイムス社

 ランクセスは3月23日、ドイツのクレフェルト・ユルディンゲン拠点に特殊コンパウンドの製造ラインを新設すると発表した。

 投資総額は約700万ユーロで、エンジニアリングプラスチックの製造能力を増強することにより、ポリアミド6(PA6)、ポリアミド66(PA66)およびポリブチレンテレフタレート(PBT)をベースとした高性能コンパウンドを強化する。

 今回新設される新ラインは、年間製造能力を最大1万tを備え、クレフェルト・ユルディンゲン拠点において、ポリアミドコンパウンド「デュレタン」およびPBTコンパウンド「ポカン」ブランドの製造に特化した複合ラインを補完する。

 ハイパフォーマンスマテリアルズ(HPM)ビジネスユニットの責任者であるマイケル・ゾベル氏は「この投資によって、当社は特に電気自動車のような新型のモビリティの開発だけでなく、複合熱可塑性コンパウンドやインダストリー4・0のような電気・電子業界におけるトレンドにも応えていく」と述べている。

 新しい製造ラインには、最新の原料投入、精密な計量、効果的な冷却、分類技術を備えた高性能二軸スクリュー押出機が設置されている。

 HPMビジネスユニットのコンパウンディング責任者であるシュテファニー・二ッケル氏は「この押出機が製造ラインに設置されることで、高品質コンパウンドを経済的に製造するために必要な全ての設備が備わる。新ラインは、当社のガラス繊維で強化されたポリアミドに非常に適しており、このポリアミドは電気自動車の構造軽量化デザインに使用されている」とコメントしている。

 また、同新ラインは電子組立部品の小型化で熱伝導性筐体部品に使用される高ミネラル含有のコンパウンドの製造などにも適している。

クレフェルト・ユルディンゲン拠点

クレフェルト・ユルディンゲン拠点

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