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三菱ケミカル タイにダイアミロン製造設備を新設

2018年03月05日

ゴムタイムス社


 三菱ケミカルは3月5日、食品包装・医療分野などで使用されている共押出多層フィルム「ダイアミロン」を、タイ国内の工業団地に製造設備を新設すると発表した。2020年4月の商業生産開始を予定している。

 ダイアミロンは顧客のニーズに応じて、1枚のフィルムにガスバリア性や易開封性(イージーピール)、高耐熱性などの様々な機能をカスタマイズして提供する高機能フィルム。各機能の性能の高さや製品の品質の良さが顧客から高い評価を得ており、ハムやソーセージなどの食品包装(深絞り包装)用途では、国内でトップレベルの販売実績がある。

 特に、優れたガスバリア性は食品の保存期間の長期化に寄与し、フードロスの削減に大きく貢献することができる。また、近年では新たな用途展開として、輸液バッグや医療用器具などの医療用包装材としての採用実績が着実に拡大している。

 今回、同社は経済成長が著しいASEANの中で、特にコンビニエンスストアの普及やパッケージの高機能化が進んでいるタイでダイアミロンの現地生産化を進めることにより、変化の速い新興市場にスピーディーに対応し、タイやASEAN諸国の旺盛な需要に応えていくこととした。

 また、日系食品メーカーの製造・加工拠点が数多く集まるタイにダイアミロンの製造拠点を設けることで、顧客に対してこれまで以上に迅速かつ幅広いソリューションを提供していく。

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