ホットマンの18年3月期 純利益が3・6倍 イエローハットが好調

2018年05月10日

ゴムタイムス社

 ホットマンの2018年3月期非連結決算は、売上高が210億8700万円で前期比5・1%増、営業利益は6億700万円で同217・2%増、経常利益は6億8100万円で同159・6%増、当期純利益は2億9800万円で同258・8%増となった。

 セグメント別では、主力のイエローハットは、売上高が167億3700万円で同6・3%増、セグメント利益は8億3500万円で同99・5%増となった。

 車検獲得の強化を通じ、関連するタイヤ販売やオイル交換件数の増加を図るとともに、ポリマー、鈑金等のカーメンテナンス工賃収入の増加等、気候に影響されない安定した利益を確保することに注力した。夏タイヤの需要が期を越えて集中したことや、厳冬により冬季用品の需要が増加したこともあり、売上高や営業利益は順調に推移した。

 TSUTAYAは、売上高が24億4100万円で同0・9%増、セグメント利益は1500万円で同12・7%減となった。

 低迷するレンタルをカバーすべく、主力である書籍の品揃えや販売の強化を実施し、顧客の利便性とリピート率の向上に注力した。また、既存店が低迷する中、16年9月に仙台市若林区に出店致した仙台荒井店が軌道化し、売上高は比較的順調に推移致した。

 アップガレージは、売上高が10億2800万円で同5・0%増、セグメント利益は7000万円で同56・7%増となった。

 中古カー用品の買取強化を実施し、顧客のニーズにあった在庫の確保や冬季用品の需要増加などで、売上高は順調に推移致した。

 その他は、売上高が8億8000万円で同53・9%減、セグメント利益は1億1000万円で同0・2%減となった。

 ダイソー事業、保険事業、不動産賃貸事業の売上高が順調に推移致した。自遊空間事業、カーセブン事業、宝くじ事業は、売上高は低調に推移した。

 2019年3月期通期の業績予想は、売上高が211億円で前期比0・1%増、営業利益が6億3000万円で同3・8%増、経常利益が7億円で同2・8%増、純利益が3億2000万円で同7・2%増を見込んでいる。

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