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東ソー決算 4~12月期 営業利益が32%増加

2018年02月05日

ゴムタイムス社


 東ソーの2018年3月期第3四半期連結決算は、売上高が6019億3000万円で前年同期比17・2%増、営業利益は943億4500万円で同32・0%増。経常利益は997億2000万円で同32・1%増。四半期純利益は689億78万円で同33・0%増となった。

 売上高についてはナフサなどの原燃料価格の上昇に伴う石油化学製品の価格上昇や海外製品市況の上昇により増収、営業利益は販売価格の上昇が原燃料高の影響を上回ったことにより交易条件が改善し増益、経常利益は為替差益の増加により増益となった。

 石油化学事業では、エチレンやプロピレンなどのオレフィン製品は非定修年による生産量の増加に伴い出荷が増加した。また、ナフサ価格等の上昇を反映して製品価格は上昇した。

 ポリエチレン樹脂は国内出荷が増加し、ナフサ価格の上昇を反映して国内価格が上昇した。クロロプレンゴムは、好調な海外需要に牽引され出荷が増加し、輸出価格が上昇した。

 これらの結果、石油化学事業の売上高は1353億6600万円で同18・3%増となり、営業利益は175億8400万円で同30・8%増となった。

 クロル・アルカリ事業では、苛性ソーダは国内価格の是正と海外市況の上昇により製品価格は上昇した。塩化ビニルモノマーと塩化ビニル樹脂は出荷が堅調に推移し、国内価格の是正と海外市況の上昇により塩化ビニル樹脂の製品価格は上昇した。

 セメントは、国内輸出とも出荷は堅調に推移。ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)は、輸出価格が海外市況を反映して上昇した。

 以上の結果、売上高は2429億6600万円で同26・1%増となり、営業利益は交易条件の改善により、462億4800万円で同64・9%増となった。

 機能商品事業では、エチレンアミンは北米向けの出荷が増加。計測関連商品は液体クロマトグラフィー用充填剤の出荷が増加。診断関連商品は体外診断用医薬品の出荷が増加した。

 ハイシリカゼオライトは北米向けの出荷が減少。ジルコニアは歯科材料用途や装飾品用途での出荷が増加。石英ガラスは半導体装置向けの出荷が増加した。

 これらの結果、売上高は1383億9800万円で同12・8%増となり、営業利益は270億8400万円で同2・4%増となった。

 エンジニアリング事業では、水処理事業で前期に大型案件のあった東南アジアと国内の一般産業分野の他、一部に投資計画の遅れが見られた台湾の電子産業分野で売上高が減少した。建設子会社の売上高は増加した。

 これらにより、売上高は542億7000万円で同0・4%減となり、営業利益は12億9700万円で同23・5%減となった。

 その他事業では、商社などその他事業会社の売上高が増加した結果、売上高は309億2800万円で同5・8%増となり、営業利益は21億3000万円で同16・2%増となった。

 通期の連結業績予想については前回発表より変更はなく、売上高が80000億円で前期比7・7%増、営業利益が1180億円で同6・1%増、経常利益が1200億円で同6・1%増、親会社株主に帰属する純利益は820億円で同8・4%増を見込んでいる。

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