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【新年インタビュー】加貫ローラ製作所 加貫泰弘社長

2018年01月09日

ゴムタイムス社

 営業所の統合など「集約」による業務効率化と、顧客のニーズに応える製品開発力の強化で、さらなる飛躍を図る加貫ローラ製作所。18年度の見通しや経営方針などについて、加貫泰弘社長に聞いた。

◆17年を振り返って

 上半期は前期比でほぼ横ばいだった。17年は3ヵ年の中期経営計画の2年目にあたり、工場の再編などの設備投資も計画に沿って進めた。その中でも利益を維持できたので、各施策がある程度奏功したと捉えている。

 分野別では、工業用のフィルム関連のローラーが好調で、「eーコア」のような高機能フィルム用製品も伸びた。印刷用はほぼ横ばいだが、一時期の落ち込みを脱して動きが出始めている。

 下半期は上向きで推移しているが、国内需要の伸びがない。海外では、韓国よりも中国のほうが順調だ。中国は海外企業の生産拠点で設備投資が進んでいるので、売上・利益ともに着実に伸ばしていけるのではないか。

◆18年の見通しと今後の課題は

 増収増益の計画がほぼ達成される見込み。課題としては採用と納期の問題が大きい。社内での生産工程の改善や取り組みの工夫を行い、生産性をさらに高めていきたい。30~40代の中間管理職が中心になって積極的に動けるような体制を築き、そのなかでお客さまのニーズに応えつつ、働き方の改善にも取り組んでいきたい。

 16年は「東京カツラ」「九州カツラ」「カツラエンジニアリング」の3社を本社に吸収合併し、情報の共有化や意思決定のスピード向上を図った。17年には東大阪営業所を大阪営業所に統合、会社全体としてさらなる業務効率化を目指す。昨年は「集約」に注力したので、18年はこうした変化の「定着」にも注力する。

 営業面、開発面では、お客さまから得たニーズを

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