オカモト STIの検査予防普及イベントを開催

2017年12月21日

ゴムタイムス社

 オカモトは12月15日、16日、東京渋谷MODIの店頭で「オカモトラバーズ研究所プレゼンツ2017世界エイズデーレッドリボン・ペアサイバークライミング」を開催した。

 このイベントは、HIVやエイズをはじめとするSTI(性感染症)の検査予防普及を啓発する目的から世界エイズデーに合わせて開催している。

イベント会場写真

 会場では同社社員を始め、イベントを共催する公益財団法人エイズ予防財団のスタッフ、学生ボランティアがHIV・エイズに関する予防啓発冊子やコンドームが入った配布物を約5000人に配布した。

配布資材

 また、会場では「サイバークライミング」を使ったペアゲームも行われた。サイバークライミングはフィンランド発祥の新感覚スポーツで、クライミングと映像投影技術、人の体の動きの軌道をとらえるボディートラッキング技術を組み合わせたもの。国内でこの競技が楽しめるのは現在埼玉・川越にある屋内施設だけで、東京では初披露となった。

サイバークライミングの様子

サイバークライミングの様子

 サイバークライミングをイベントに採用した理由について、同社は「東京五輪の追加種目にスポーツクライミングが採用されたことが大きい」と説明した上で、「ペアが楽しみながらSTIの検査・予防について考えるきっかけになればいい」と述べた。

 同社では世界エイズデーに合わせた啓発活動を12年から実施しており、現在は公益財団や行政も協同することで、公益性のあるイベントに成長している。

 今後も若者にSTIの正確な情報を伝えることを目的に、信頼性の高い啓発活動にしていく考えだ。

 

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