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ニチリン決算 1~9月期 売上・利益ともに2桁増

2017年11月09日

ゴムタイムス社


 ニチリンの2017年12月期第3四半期連結決算は、売上高が434億7200万円で前年同期比17・8%増、営業利益は63億6700万円で同26・4%増、経常利益は64億3300万円で同45・4%増、四半期純利益は36億9500万円で同43・4%増の増収増益となった。

 セグメント別では、日本は顧客の国内販売の回復傾向が鮮明になり、海外需要も堅調に推移していることで、売上高は232億8000万円(前年同期は209億4300万円)となった。また、引き続き原価低減活動に取り組んでいることにより、営業利益は17億2400万円(同10億5900万円となった。

 北米については、雇用の安定とガソリン安を背景に、堅調に推移してきた北米市場にもやや陰りが見られるようになり、売上高は94億7300万円(同100億400万円)、営業利益は6億2300万円(同8億900万円となった。

 中国は景気に緩やかな回復が見られ、小型車減税は縮小されたものの、引き続きSUV車の需要増により販売台数は下支えされており、売上高は79億8100万円(同64億500万円)となった。営業利益は従来からの生産性改善活動に量産効果が加わり、13億4500万円(同7億4200万円)となった。

 アジアに関しては、二輪用ブレーキホースの販売に加え、新しく商品投入したフューエルホースの販売が堅調に推移しており、さらに政治不安で低迷していたタイ市場の回復もあり、売上高は103億7400万円(同85億2100万円)、営業利益は26億8400万円(同20億5800万円)となった。

 欧州では、昨年10月からハッチンソン・ニチリン・ブレーキ・ホーシーズを子会社化したこと、顧客からの受注が堅調に推移していることにより、売上高は44億5100万円(同18億2900万円)となったが、子会社化によって生じたのれん償却費もあり、営業利益は1億500万円(同9300万円)となった。

 通期の連結業績予想については、第2四半期に上方修正した数値から変更はなく、売上高が567億円で前期比11・2%増、営業利益は83億円で同25・4%増、経常利益は83億円で同30・9%増、当期純利益は52億円で同42・7%増を見込んでいる。

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