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横浜ゴム 「資源循環技術・システム表彰」奨励賞に

2017年10月31日

ゴムタイムス社


 横浜ゴムは10月31日、茨城工場が一般社団法人産業環境管理協会主催の今年度の「資源循環技術・システム表彰」で奨励賞を受賞したと発表した。

 受賞テーマは「茨城工場のホース製造用・樹脂モールド材の産廃量削減(リデュース)の取り組み」で、表彰式が20日に東京都港区の機械振興会館で行われた。

 同工場は工業用・自動車用の各種ホースを製造している。樹脂モールド材は、ホース製造時に外面ゴムを保護するために被覆するもので、加硫後にホースから剥がし、粉砕・融解・成型を繰り返すことで、およそ30回再使用できる。

 しかし、粉砕時に再使用不可な微粉が発生し、搬送時に粉砕した材料の一部が集じん機に取り込まれてしまうなど、材料の回収量が減少する問題があった。そこで今回、粉砕機と粉砕工程の改良で微粉の発生量を低減し、さらに搬送方法を空気輸送からコンベヤ搬送に変更した。

 これにより、30回使用後の材料回収率を70%から90%へ高めることに成功し、樹脂モールド材の年間使用量を3・6t削減することができた。

 資源循環技術・システム表彰は、廃棄物の発生抑制・再使用・再資源化に資する優れた事業や取り組みの奨励・普及を目的に1975年から実施されている。リサイクルや環境保全に関する表彰制度として、最も古い歴史を持つ表彰の1つで、経済産業省が後援している。

 横浜ゴムはこれまで同表彰で「産業環境管理協会会長賞」を2010年に2テーマ、11年と16年に各1テーマで受賞しており、奨励賞は08年、12年に各1テーマで受賞している。