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独BASF決算 1~9月期 売上高・利益ともに大幅増

2017年10月27日

ゴムタイムス社


 独BASFは10月26日、2017年第3四半期の同社グループは、売上高・利益ともに大幅増を記録したと発表した。

 売上高は前年同期比9%増の153億ユーロとなった。これは主に、化学品部門での販売量の増加と販売価格の大幅な上昇によるもの。昨年12月に買収したシェメタル社も売上に貢献した。ただし、全部門で為替のマイナス効果がやや見られた。

 化学品部門の大幅な売上高の貢献により、特別項目控除前営業利益は2億4400万ユーロ増加し、18億ユーロとなった。石油・ガス部門では微減、他の部門と「その他」に分類される事業では、主に原材料価格の上昇により大幅減となった。

 営業利益(EBIT)に関しては、前年同期には特別項目がマイナス5200万ユーロだったものの、今期は特別項目1億9800万ユーロが含まれた。これは主に、BASFの皮革用化学品事業をStahlグループに譲渡したことから、高性能製品部門に特別所得が発生したもの。この結果、EBITは15億ユーロから20億ユーロに増加した。

 利息・税金・償却・特別項目控除前利益は、前年同期比で3億300万ユーロ増の28億ユーロ、EBITDAは5億7000万ユーロ増の30億ユーロとなった。

 純利益は前年同期を4億4800万ユーロ上回り、13億ユーロとなった。1株あたりの利益は、前年同期の0・97ユーロに対して1・45ユーロ。特別項目と無形固定資産償却分調整後の1株あたりの利益は1・40ユーロ(前年同期は1・10ユーロ)だった。

 第1四半期から第3四半期までに営業活動から得られたキャッシュフローは、前年同期から18億ユーロ増加し、76億ユーロとなった。これは主に純利益の増加によるもの。フリー・キャッシュフローは今年に入ってからの9ヵ月で、29億ユーロから50億ユーロまで増加した。

 クルト・ボック取締役会会長は「第3四半期も引き続き需要の増加が見られ、販売量は安定した成長を見せた前年同期と比べても、堅調な増加を達成した」と述べている。

 

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