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「農業資材エキスポ」など開催 新製品・技術で農業者にPR

2017年10月13日

ゴムタイムス社


 農業や園芸、道工具・作業用品など各分野の新製品や技術を一堂に集めた展示会が、10月11~13日に千葉の幕張メッセで開催された。このうち「次世代農業エキスポ」「農業資材エキスポ」「道工具・作業用品エキスポ」に出展したゴム関連企業は以下の通り。

◆次世代農業エキスポ
 司ゴム電材
 植物工場設備や栽培技術開発を手掛ける株式会社オアシスとの共同出展で、小型・中型に特化した「新オアシス式植物工場システム」を紹介した。特長は、養液量の少量化や多段式ラックの軽量化を図ることで、植物工場が課題とする、ハードやランニング費用の低減を実現したこと。また、空気調和システムの採用により環境を制御し、高速栽培が可能で、しかも歩留まり率はほぼ100%を実現しているという。 同システムは現在、葉物野菜への展開が中心だが、根菜類や果物のニーズもあるという。説明員によれば、今後もあらゆる栽培ニーズに対応したシステムを開発していくと述べていた。

◆農業資材エキスポ
 昭和ゴム
 新製品「ショーワアグリカルチャマット」と立ち仕事の軽減につながる「はた楽マット」を紹介した。
 ショーワアグリカルチャーは冬季の育苗をサポートする電熱ゴムシート。特長は発熱体を難燃性ゴムで被覆しているため燃えにくく、耐候性・防水性などにも優れている。また、降雪地域のビニールハウス周辺に設置すれば、積雪によるハウスの損傷を防ぐことも可能だ。
 はた楽マットは表面・裏面に半円状の突起を設け、足にかかる荷重を均等に分散して負担を軽減する。主に工場内で使われているが、カキの殻むき作業で試験的に使ってもらったところ好評なため、今後は農漁業にも販路拡大を目指すという。

 魚瀬ゴム
 粉末再生ゴムを原料とする農作業用や酪農用、軽トラック用など各種ゴムマットを展示した。
 農作業用マットは、畑やハウスの通路や選果場などに敷いて作業者の疲れや冷えを軽減したり、農機の移動もスムーズに行えたりする製品。国内農業の大規模化が加速するなか、現在は長尺用タイプの拡販に進めているという。
 酪農用マットは断熱性・保温性に優れた点を生かし、冬季の底冷えを軽減させたり、牛や牛舎や通路を移動する際に滑りにくくする。ゴムは新幹線で利用されているバラストマットと同等の品質を持ち、高い耐久性を誇っている。
 

 東日興産

 2007年から販売を始めたゴムクローラやトラクタータイヤなど農業機械用アフターパーツを中心に紹介した。
 ゴムクローラは通常「オーバーラッピング」と呼ぶ製法を用いて製造するが、同社のゴムクローラはスチールコードの接合部分がない「エンドレス製法」を採用することで長寿命を可能にした。トラクタータイヤでは、同社が取り扱う海外製の「スーパーストーンタイヤ」「オタニタイヤ」を展示した。
 ブースでは、国内メーカーの純正品よりも割安な点を訴えることで、コストメリットを重視する来場者に強調していた。

◆道工具・作業用品エキスポ
 福山ゴム工業
 初出展の今回は、作業用長靴シリーズの「ビーンズクラブ」「ノーカーズ」を始め、セーフティースニーカーシリーズの「アローマックス」などをPRした。
 「ビーンズクラブ♯101」は8月発売の新製品で、破れにくいメッシュ入りの4層構想とよく曲がり地面をつかむグリップソールを採用した。 ノーカーズの♯100は、ビーンズクラブ♯101と同様、日本人の足に合わせたオブリークトの足型を採用し、快適な履き心地に仕上げた。
 アローマックス♯92は屈曲性に優れる高所作業者向けのセーフティースニーカーで、内側にファスナーを配置することで靴の脱ぎ履きをしやすくした。

 丸五
 安全性だけでなく、作業者が日々抱える足元のストレスからの解放を目指し開発した、安全シューズの新ブランド