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住友ゴム 第8回DTS全国TBタイヤ作業コンテスト開催

2017年09月14日

ゴムタイムス社

第8回DTS全国TBタイヤ作業コンテストの出場者と審査員ら

第8回DTS全国TBタイヤ作業コンテストの出場者と審査員ら

 住友ゴム工業は9月10日、第8回全国TB作業コンテストを北海道北広島市のダンロップタイヤ北海道(株)タイヤランド輪厚で開催した。当日は全国10エリアの地区予選会を勝ち抜いた10人が、トラック・バス(TB)タイヤの交換作業の技術力などを競った。

会場となったタイヤランド輪厚はダンロップタイヤ北海道が今年6月に新設した

会場となったタイヤランド輪厚はダンロップタイヤ北海道が今年6月に新設した

 TB作業コンテスト開催に先立ち、住友ゴム工業のタイヤ国内リプレイス営業本部の志賀美也リテール部長がコンテストの目的や概要などを説明した。

 志賀氏は「コンテストは2010年にスタートし、2013年には全国の作業スタッフを集めてTB作業プロジェクトを発足させた。さらに、今年からコンテスト参加者の対象枠をダンロップタイヤショップグループ(DTS店)に拡大した」とTB作業に関する同社の取り組みを紹介した。

TB作業コンテストの概要を説明する志賀リテール部長

TB作業コンテストの概要を説明する志賀リテール部長

 コンテストの目的について、志賀氏は「①安全・確実・効率的な作業の徹底と標準化を図る、②作業従事者の作業レベル向上とモチベーションアップ、③作業技術の伝承―3つ」と説明した。

 コンテスト出場者は、社内独自の認定制度、TB作業指導者T3(TB TECHINICAL TRAINER)を取得していることが条件になる。

 当日は、販売会社の作業技術リーダー10人、前回大会優勝者、ダンロップタイヤ北海道の代表者、本部代表者5人の計17人が審査員となり、出場者10人の実技を審査した。

当日は全国から予選を勝ち抜いた10名が出場した

当日は全国から予選を勝ち抜いた10名が出場した

 開会式であいさつに立った増田栄一執行役員タイヤ国内リプレイス営業本部長は「皆さんのプロの作業を見ると、かっこいい。一つ一つの動作やタイヤを見つめる真剣なまなざしなど、一生懸命な姿に感動する。我々も負けないようにしっかり審査するので、日々の実力を発揮してほしい」と出場者を激励し、コンテストがスタートした。

開会式で出場者を激励した増田本部長

開会式で出場者を激励した増田本部長

 今回はダンロップタイヤ中部タイヤランド知立の松村純氏が優勝した。松村氏は「コンテストを通じて他の参加者から良い刺激を受けた。今後はさらに安全に対する意識を持ち、お客様に満足され、喜んでいただける作業のスペシャリストに成長できるようにステップアップしていきたい」と述べた。

表彰式の様子

表彰式の様子

 コンテストは実技と筆記に分けて行われた。実技は毎年違うテーマが設定される。今年のテーマは脱輪事故の要因にもなる「清掃・点検を確実に行い、作業起因事故の未然防止に努める」となっている。

 今年の実技内容は、車両右側5本を点検し、このうち2本のタイヤとホイールを新品のタイヤ・ホイールに脱着・交換する他、作業途中での来店客対応も審査される。
 審査項目については、「安全・確実を意識した効率的な作業」「点検・清掃の確実性」「点検結果報告とアドバイスの正確性」で構成され、審査項目は51項目にわたる。実技は制限時間27分で行われた。

制限時間27分の中で、出場者はトルク管理やハブ部清掃などの作業を行った

 一方、筆記ではタイヤの基礎知識、タイヤの商品知識、損傷判定、トラック業界知識などから出題され、問題数は88問、時間は60分で行われた。