ブリヂストン タイで50周年記念式典を開催

2017年09月20日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは9月19日、同社グループの事業がタイで50周年を迎えたことを記念し、18日にバンコクで式典を開催したと発表した。

 式典には、来賓のアチャカ科学技術大臣、タイ投資委員会ヒランヤ長官をはじめとするタイ政府関係者、現地ビジネスパートナーなどを招待するとともに、同社グループからは津谷正明CEO、西海和久COOをはじめとするグローバルの主要な役員が出席。津谷CEOは、来賓とタイ国内の同社グループ拠点で働く従業員に向け、これまでの事業発展と支援への感謝を伝えるとともに、同国社会へのさらなる貢献を誓った。

 同社は1967年、タイにおける初の本格的な事業拠点としてタイ・ブリヂストンを設立した。現在ではタイヤ工場4ヵ所、原材料・設備関連工場5ヵ所、多角化製品工場2ヵ所といった生産拠点に加え、アジア・大洋州地域でのタイヤ研究・開発を担うブリヂストン・アジア・パシフィック・テクニカル・センターや、広範な自社タイヤ小売網を有するなど、バリューチェーン全体にわたって事業を展開している。

 さらに、航空機用タイヤソリューションの海外拠点として、新品タイヤとリトレッドタイヤの新工場をそれぞれラヨーン県とチョンブリ県に建設することを昨年末に発表した。同社は商品やサービスを組み合わせることにより、顧客の困りごとの解決や目標達成に貢献するソリューションビジネスに注力しており、強みを生かしたイノベーティブな取り組みを通じて、同国の経済と産業のさらなる発展への貢献を目指している。

 また、事業活動を通じて、青少年教育プログラムへの協賛や、洪水など自然災害からの復興支援を行うなど、タイ社会の一員として、人々の生活や地域社会を支える活動を継続的に実施している。

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