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原料メーカー11社の18年3月期第1四半期 販売価格上昇で利益増加

2017年08月31日

ゴムタイムス社


 合成ゴム・化学メーカーの2018年3月期第1四半期決算から、合成ゴムとエラストマー事業の現況をピックアップした。ブタジエンを始めとする原料価格の上昇に伴う製品価格上昇を反映し、概ね営業利益は前年同期を上回った。

 ◆JSR
 エラストマー事業については、販売数量は前年同期を上回った。売上収益は、販売数量の増加に加えて、前年度末における原料価格上昇を反映した製品価格の上昇により、前年同期を大きく上回った。営業利益は、原料価格上昇によるコストの増加はあったものの、販売価格の上昇により採算が改善して、前年同期を上回った。

 ◆日本ゼオン
 合成ゴム関連では、国内タイヤメーカー各社の生産が低調で国内向け汎用品の販売数量は前年を下回ったが、海外市況は好調で売上高、営業利益は前年同期を上回った。

 ◆三井化学
 自動車部品及び樹脂改質材用途を中心とするエラストマーは、円安の影響を受けるとともに、堅調な需要に的確に対応した。機能性コンパウンド製品は、主にアジア、欧米での堅調な需要に的確に対応した。

 ◆住友化学
 石油化学事業では、石油化学品や合成樹脂は原料価格の上昇により、市況が上昇した。また、合繊原料やメタアクリルも市況が上昇した。

 ◆旭化成
 高機能ポリマー事業ではエンジニアリング樹脂の販売が順調に推移したことや、合成ゴムでは交易条件が改善したことにより、売上・利益とも前年同期を上回った。

 ◆宇部興産
 合成ゴム事業は、原料ブタジエン価格の上昇に伴い販売価格が上昇し、またタイヤ用途を中心に出荷は概ね堅調であったことから、増収となった。

 ◆デンカ
 クロロプレンゴムは販売数量増や採算是正を目的とした価格改定により増収となった。スチレンモノマーやABS樹脂

 

 

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