週刊ゴム株ランキング 上昇率トップは相模ゴム(8/21~8/25)

2017年08月29日

ゴムタイムス社

 8月21日~25日のゴム関連企業31社(本紙選定)の株価はほぼ全面高の展開となり、前週末比で21社が上昇、1社が横ばい、9社が下落した。8月25日のゴム平均は、前週末比29円97銭高の1626円58銭と反発した。

 株価上昇率ランキングでは、1位が相模ゴム工業で同12・27%高、2位が川口化学工業の同11・39%高、3位がオカモトの同9・72%高となった。

 主なゴム企業の株価を見ると、タイヤ4社ではブリヂストンが同84円安の4652円と続落、住友ゴム工業が同23円安の1784円と続落、横浜ゴムが同5円安の2058円と続落、東洋ゴム工業が同37円高の2084円と反発した。

 自動車用ゴムでは、朝日ラバーが同71円高の1032円と反発した。

 合成ゴムでは、JSRが同76円高の2115円と続伸、日本ゼオンが同74円高の1446円と反発した。

 産業用ゴムでは、藤倉ゴム工業が同48円高の778円と続伸した。

 その他では、相模ゴム工業が同176円高の1610円と反発した。相模ゴムは、主力のヘルスケア事業でポリウレタン製コンドームのサガミオリジナルゼロゼロワンで配荷率を高めた他、ラテックス製コンドームの新商品の拡販に努めた。また、プラスチック製品事業も多様化するニーズに寄り添った商品提供を行ったことにより、18年3月期第1四半期の売上・営業利益とも増加した。

株価上昇率ランキング(8/25)  
(上昇率は対前週末比)
会社名株価上昇率
1相模ゴム工業12.27%
2川口化学工業11.39%
3オカモト9.72%
4朝日ラバー7.39%
5藤倉ゴム工業6.58%

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