TPE特集 日本ゼオン 非対称SISの需要拡大  石油樹脂水添設備を導入

2017年09月08日

ゴムタイムス社

 日本ゼオンは、水島工場(岡山県倉敷市)内に独自技術で石油樹脂「クイントン」の水添設備導入を進めていたが、このほど完成、試運転を開始した。

 同社の化成品事業部では、モノマーの抽出から自社技術で行うC5留分の総合利用として、石油樹脂「クイントン」、およびスチレン系熱可塑性エラストマー(SIS)「クインタック」をグローバルに展開している。

 同社の石油樹脂(クイントン」は、粘着テープ、衛生材料(紙おむつなど)用のホットメルト接着剤、トラフィックペイントなど幅広い用途に使用されており、国内水島工場(年産4万t)、タイ工場(4万t)に生産拠点を有する。

 今回、設備導入された水添石油樹脂「クイントン」は、衛生材料用途で昨今、高まっている臭気低減のニーズに対応するもので、「衛生材料以外にも、自動車用絶縁テープや、低臭気・低VOCが求められる特殊な粘着テープへの用途展開」(長谷部宏化成品事業部販売2グループ長)に期待を寄せている。

衛生材料(紙おむつなど)

衛生材料(紙おむつなど)

 一方、スチレン系熱可塑性エラストマー(SIS)「クインタック」はゴム材料、

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