経済産業省がまとめた１～６月のゴム製品生産・出荷金額によると、出荷金額は１兆７５５億４７００万円で前年同期比０・３％増となった。
自動車用タイヤは生産・金額ともに前年実績を下回ったが、ゴムベルト・ゴムホース・工業用ゴム製品は生産・金額ともに増加。これにより、ゴム製品全体としても出荷金額が微増となった。
自動車用タイヤの１～６月の生産本数は、７２５０万７０００本で同０・１％減となった。内訳はトラック・バス用が５１８万本で同９・７％増、乗用車用が５４０８万６０００本で同１・３％減、小型トラック用は１０５８万５０００本で同１・３％増、二輪自動車用が１９６万本で同０・２％増、特殊車両用が69万５０６３本で同０・１％減となり、トラック・バス用、小型トラック用、二輪自動車用タイヤが前年同期実績を上回った。
出荷金額は５３９０億８５００万円で同５・２％減。内訳はトラック・バス用が１１７３億４７００万円で同０・８％増、乗用車用は２６１３億７８００万円で同６・８％減、小型トラック用は６４６億３６００万円で同４・０％減などとなっている。
四輪車の生産が６月まで８ヵ月連続で前年実績を上回っているものの、需要増の一部を工場在庫で対応したことや、国内出荷は増加したものの輸入出荷が振るわないことから、生産はほぼ横ばい、出荷は減少となった。
ゴムベルトの１～６月の生産量（新ゴム量）は、１万１１２９ｔで同０・２％増、出荷金額は３３７億８８００万円で同１・２％増となった。
コンベヤベルトは
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