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オートバックスセブンの4~6月期 営業利益がほぼ倍増

2017年07月31日

ゴムタイムス社


 オートバックスセブンの2018年3月期第1四半期連結決算は、売上高が499億8200万円で前年同期比5・1%増、営業利益は3億5400万円で同96・9%増、経常利益は6億3600万円で同17・9%増、四半期純利益は3億円で同42・7%増となった。

 国内オートバックス事業では、第1四半期の日本国内のオートバックスチェーン(フランチャイズチェーン加盟法人店舗を含む)の全業態の売上高は、既存店が同5・6%の増加、全店では同5・1%の増加となった。

 国内オートバックスチェーンでは、クルマを楽しむシーン別の提案として、洗車関連商品を店舗の「親子洗車」などのイベントとともに強化。国内のタイヤメーカー各社によるタイヤの値上げに伴う駆け込み需要に対応するため、店舗の販売体制や品揃えの強化に努めた。

 さらに、同社からの店舗の仕入原価率を低下させ、フランチャイズチェーン加盟法人の販売力を強化したことなどにより、カー用品の販売が好調に推移した。

 また、クルマに関わるライフスタイルを提案するブランドとして「JKM」「ゴードン・ミラー」を発表し、カーライフやガレージライフをより豊かにする商品の発売を開始。日本初のクルマを通じたライフスタイルショップとして「ジャック・アンド・マリー」を立ち上げ、国内最大級のファッション系通販サイトである「ゾゾタウン」に第1号店を出店し、同社オリジナル商品を中心に販売を開始した。

 車検・整備は、事業環境として車検対象の車両が増加したことや、店舗での継続的な案内を推進したことにより、車検実施台数は同13・2%増加の約15万4800台となった。

 車買取・販売は、新しいイメージキャラクターによるテレビコマーシャルを通じて同社の買取の差別化ポイントを訴求する一方、各店舗で買い取りを強化したことで買取台数が増加し、オートオークションなど中古車販売業者向け販売が伸長した。この結果、国内オートバックス事業の販売台数は同4・6%増加の約5900台となった。

 また、出退店では、退店が2店舗あり、3月末の601店舗から599店舗となった。なお、6月末のカーズ加盟店舗は3月末の468店舗から472店舗に増加した。

 この結果、第1四半期の国内オートバックス事業の売上高は421億3400万円で同0・7%増となった。タイヤや車買い取りのコマーシャル、車検に関わる販売促進を強化したことなどにより、経費が増加し、セグメント利益は24億7200万円で同5・1%減となった。

 海外事業の売上高は21億2700万で同10・0%増、セグメント損失は1億5100万円(前年同期は1億5100万円のセグメント損失)となった。

 フランスでは景況感が回復傾向にあることに加え、タイヤ販売を切り口としたピットサービス売り上げが増加したことなどにより、損失が縮小した。

 シンガポールについてピットで売上が一時的に減少したことにより利益が減少したが、カーシェアリングの車両に対するサービス事業などを開始し、将来の収益基盤の強化に努めた。

 タイは小型店の来店客数が安定し、計画に沿った店舗運営が行われている。セグメントの収益に与える影響は現段階では軽微である。

 海外の出退店は、新規出店が1店舗、退店が1店舗で、合計38店舗になった。

 車・ディーラー・BtoB事業の売上高は73億1000万円で同33・4%増、セグメント損失は3億6600万円(前年同期は1億5300万円のセグメント損失)となった。

 車の買い取り事業は、専門店などの店舗数の増加に伴い中古車の買取台数が増加し、業者向け販売台数は約800台で同204・5%増となったものの、経費が先行して発生した。

 車買い取り事業の輸入車ディーラー事業は、1月に株式を取得したモトーレン栃木の店舗数の増加により売上が増加し、前年同期比で順調に推移した。BtoB事業は、主にEコマースの売上が増加したものの、将来の事業拡大のための経費が増加した。

 通期の連結業績予想は前回からの修正はなく、売上高が2050億円で前期比0・5%増、営業利益は70億円で同20・1%増、経常利益は75億円で同5・3%増、純利益は52億円で同72・4%増を見込んでいる。

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