ブリヂストン 「フォルクスワーゲン・グループ・アワード2017」を受賞

2017年07月13日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは7月13日、同社とブリヂストングループが、フォルクスワーゲンAG(VW社)が世界中の優秀なサプライヤーを表彰する「フォルクスワーゲン・グループ・アワード2017」を受賞したと発表した。

 イノベーション&テクノロジーの分野でのVW社への貢献が評価されたもので、タイヤのサプライヤーとしては唯一の受賞となった。

 6月28日にベルリンで開催された公式セレモニーでは、ブリヂストン欧州グループ会社のブリヂストン・ヨーロッパ・エヌヴィー・エスエー(BSEMEA)のパオロ・フェラーリCEO兼プレジデントが、同社グループを代表して表彰を受けた。

 VW社のマティア・ミュラーCEOは、自動運転やデジタル化などは一時的な流行ではないことを強調した上で、サプライヤーに感謝の意を表した。

 また、フェラーリCEO兼プレジデントは「イノベーションは即ち変革であり、変革には多大な技術革新が求められる。業界のリーディングカンパニーとして、当社グループはそれを好機と捉え、VW社と共に変革の最前線に立ち続ける」とコメントした。

 ブリヂストングループは、VW社が一昨年開始した「Future Automotive Supply Tracks」(FAST)のタイヤのサプライヤーとして、唯一のメンバーとなっている。FASTは、VW社から選定された55社のサプライヤーが、VW社と共により効率的かつスピーディにイノベーションを進めていくための仕組みである。

 同社グループは、今後も高品質な商品の安定的な供給を通じて、モビリティ社会の持続的な成長へ貢献していく方針だ。

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