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川口化学の12~5月期 売上高2桁増 利益が黒字転換

2017年07月06日

ゴムタイムス社


 川口化学工業の2017年11月期第2四半期連結決算は、売上高が35億4800万円で前年同期比16・7%増、営業利益は1億7900万円(前年同期は4900万円の損失)、経常利益は1億7500万円(前年同期は5700万円の損失)、四半期純利益は1億2500万円(前年同期は9600万円の損失)となった。

 化学工業薬品事業は、売上高は35億3000万円で同16・3%増、セグメント利益は1億6600万円(前年同期は5300万円の損失)となった。

 不動産賃貸事業は、売上高は1700万円で同330・3%増、セグメント利益は1300万円で同307・0%増となった。

 化学工業薬品事業のうちゴム薬品の分野は、国内については自動車販売・生産が前年同期と比較し、増加傾向で推移した。このような環境の中、市場回復による顧客の需要増に対応するとともに、加硫促進剤や加硫剤の主力商品の拡販活動に注力した結果、工業用製品・タイヤ向けと合成ゴム向け薬品について、前年同期を上回る売上となった。

 輸出については、東南アジアの顧客で回復傾向が見られたことと、円安が継続したことから、一層拡販努力を行い、前年同期を上回った。

 この結果、国内・輸出合わせてのゴム薬品の売上高は21億8500万円で、同14・2%増となった。

 樹脂薬品の分野は、国内ではアクリル酸・アクリル酸エステルの生産が回復傾向となったが、主要製品で輸入品との競合がさらに激しくなった。市場環境の変化に対し、積極的に販売活動を行った結果、主要品目で販売数量を伸ばしたことから、国内の販売数量の売り上げは前年同期を上回った。

 輸出については、中国をはじめとする既存顧客が回復傾向となったことや、為替が円安で推移し、既存顧客に対する積極的に拡販活動を行った結果、販売数量売上とも前年同期を上回った。

 以上の結果、樹脂薬品部門合計の売上髙は4億500万円で同14・3%増となった。

 中間体部門は、界面活性剤中間体は品目により増減があったが、全体では売り上げが前年同期を下回った。染顔料中間体と農薬中間体は、主要品目で顧客の需要変動に合わせ積極的な生産販売を行った結果、全体として前期同期比で売り上げが増加した。

 医薬中間体・機能性化学品は、海外向けで顧客の需要減少と他社との競合により売り上げ減となった。しかし、主要品目で拡販に注力して新規顧客を獲得したことから国内の売り上げが増加し、全体では売上が前年同期を上回った。

 これらの結果、中間体部門合計の売上髙は4億36万円で同41・9%増となった。

 その他、環境用薬剤は客先の在庫調整による影響と同社納入先における他社との競合により、売上が前年同期を下回った。潤滑油向けは品目により増減があったが、前年同期並みの売上となった。新規用途向けは新規商品の販売が堅調に推移し、既存の主要製品の売上も増加したことから、一部品目で売上減となったものの、全体では売上が前年同期を上回った。結果、同部門合計の売上高は5億300万円で同9・6%増となった。

 通期の連結業績予想は、直近の予想から上方修正が行われており、売上高が69億3000万円で前期比7・7%増、営業利益は2億4000万円で同153・2%増、経常利益は2億3000万円で同168・2%増、純利益は1億7000万円で同393・8%増を見込んでいる。

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