ゴムタイムス70周年の画像

ブリヂストン 世界最高峰「ソーラーカーレース、ブリヂストンワールドソーラーチャレンジ」説明会開催

2017年06月08日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは6月5日、2013年から冠スポンサーとして協賛する世界最高峰のソーラーカーレース「2017ブリヂストンワールドソーラーチャレンジ」の説明会を都内で開催した。

 ブリヂストンワールドソーラーカーチャレンジは、2年に1回オーストラリアの北のダーウィンから南のアデレードまでの約3000kmを走破する過酷なソーラーカーレース。ブリヂストンが協賛するのは今回3回目で、30周年を迎える今年は10月8~15日に開催される。

 説明会には、ブリヂストンから鈴木通弘執行役員ブランド戦略担当と牛窪寿夫ブランド戦略担当主任部員の他、同社が低燃費タイヤ技術を搭載したソーラーカー用タイヤ「エコピアウイズオロジック」で参戦する東海大学ソーラーカーチームの総監督で同大教授の木村英樹氏、同チームをサポートする東レとパナソニックの担当者が出席し、大会の意義やサポート企業の技術紹介などが行われた。

左からブリヂストンブランド戦略担当牛窪寿夫氏、東レ産業材料事業部長奥村勇吾氏、ブリヂストン執行役員ブランド戦略担当鈴木通弘氏、東海大学ソーラーカーチーム監督木村英樹氏、パナソニック技術開発部長岡本真吾氏

左からブリヂストンブランド戦略担当牛窪寿夫氏、東レ産業材料事業部長奥村勇吾氏、ブリヂストン執行役員ブランド戦略担当鈴木通弘氏、東海大学ソーラーカーチーム監督木村英樹氏、パナソニック技術開発部長岡本真吾氏

 説明会の冒頭、大会の概要と同社の取り組みを紹介した鈴木氏によれば、「究極のエコカーともいえるソーラーカー開発に向け、この大会には各国から若いエンジニアが参加、挑戦している。これは同社が掲げるモビリティ、一人ひとりの生活、環境の3つにかかわる大切な取り組みだと考えている。同社は最新の環境技術で支えることで、大会に貢献していきたい」と語った。

 一方、牛窪氏はエコピアウイズオロジックの特長についてに触れ、「タイヤサイズが95/80R16と非常に細い。また、同大会での使用条件に合わせて、低転がり性能に特化したゴム・構造を採用した」と説明した。

 また、牛窪氏は「レースの大半は砂漠の中のハイウェイで行われる。しかも、小石や砂が乗った非常に粗い路面で、日中炎天下の路面温度は優に50℃を超える。こうした過酷な環境でソーラーカータイヤに求められる性能は、一般乗用車タイヤとは大きく異なる」と述べ、ソーラーカー用タイヤと一般乗用車タイヤとの違いを示した。

 「ソーラーカーで必要とされるタイヤ性能は、空気抵抗を抑えた形状であること、低転がり性能を有すること、さらに高い耐久性、安全にまっすく走る直進安定性などが求められるが、エコピアウイズオロジックはこの要件を満たしている」(牛窪氏)と述べた。
 
 なお、ブリヂストンが今大会でエコピアウイズオロジックを供給するチームは、国内では東海大の他、呉港高等学校、工学院大学、名古屋工業大学の4チーム、海外は7チームの合計11チーム(6月5日時点)となっている。

ブリヂストンのソーラーカー専用タイヤ「エコピアウイズオロジック」

ブリヂストンのソーラーカー専用タイヤ「エコピアウイズオロジック」