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ゴム工業会幹事会報告詳報(製品別生産概況) 工業用品好調、タイヤ・ホース上向く

2017年06月05日

ゴムタイムス社


 日本ゴム工業会は5月25日、第11回幹事会を開催し、事務局が各種統計の報告と資料配布を行った。ゴム製品の製品別生産に関する資料では、自動車タイヤやゴムベルト、ゴムホースなどの生産数量と伸び率が示された。

 ◆自動車タイヤの生産数量と伸び率

 自動車タイヤ全体では引き続きマイナス基調にあるものの、直近の3月は前年同月比0・7%増と6ヵ月ぶりに前年実績を上回った。品目別では、TB用が同12・8%増と2ケタ増となったほか、二輪用(同5・4%増)と特殊車両用(同1・3%増)がプラスに転じた。一方、乗用車用は同0・2%減と6ヵ月連続、LT用(同1・1%減)は2ヵ月ぶりのマイナスとなった。

 1~3月累計では、TB用とLT用を除いて前年を下回り、全体では前年比0・7%減となった。出荷金額は、特殊車両用が同12・2%減の2桁減となるなど全品目が前年を下回り、全体では2613億円、前年比92・5%となった。

 ◆ゴムベルトの生産数量と伸び率

 依然として14年からのマイナス基調が続いている。直近3月はコンベヤが前年同月比13・4%減と2ヵ月連続で2桁減となったほか、歯付が同1・9%減と3ヵ月ぶりに前年実績を下回り、全体では同8・2%減と2ヵ月連続のマイナスとなった。

 1~3月の累計では、歯付(前年同期比1・9%増)とその他(同13・2%増)がプラスとなったものの、コンベアが同9・9%減となり、全体では同3・6%減となった。一方、出荷金額は、すべての品目が前年実績を上回り、全体では164億円、前年比103・6%となった。

 ◆ゴムホースの生産数量と伸び率

 3月は、その他用(前年同月比2・4%減)がマイナスとなったが、高圧用が同24・9%増と5ヵ月連続の2桁増となったほか、主力の自動車用も同4・6%増と2ヵ月連続のプラスとなり、全体では同5・5%増と3ヵ月ぶりに前年実績を上回った。

 1~3月累計では、高圧用が前年同期比17・2%増、自動車用が同1・7%増となり、その他用の同10・6%減を除きプラスとなって、全体で同0・8%増となった。出荷金額は高圧用(前年比16・3%増)と自動車用(同3・8%増)が前年実績を上回り、全体では351億円、前年比103・1%となった。

 ◆工業用品の生産数量と伸び率

 工業用品全体では、昨年11月以降、5ヵ月連続でプラスが続いており、直近3月は、防振ゴムが前年同月比1・4%増と2ヵ月連続、パッキン類(同5・2%増)とスポンジ類(同1・7%増)がいずれも8ヵ月連続で前年実績を上回り、全体では同2・3%増となった。
 1~3月の累計で見ると、ゴムロール(前年同期比0・6%減)とその他(同0・5%減)を除いていずれも前年実績を上回り、全体では同102・0%となった。出荷金額は、全品目が前年実績を上回っており、全体で1781億円、前年比105・7%となっている。