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三ツ星ベルトの17年3月期 海外ベルト好調で営業益9%増 円高響き売上高は微減

2017年05月15日

ゴムタイムス社


 三ツ星ベルトの2017年3月期連結決算は売上高が663億9600万円で前期比1・0%減、営業利益は82億7800万円で同8・5%増、経常利益は84億8700万円で同9・0%増、当期純利益は66億6300万円で同17・1%増となった。

 国内ベルト事業では、自動車用ベルトは組み込みライン用の売上高がベルト非装着車種の影響があったものの、新機種への採用などから、前期並みで推移。補修用はバス・トラック向けの需要が増加したことから、全体で増加した。

 OA機器用ベルトは、ユーザーの中国市場向け機種の減少の影響などから売上高は減少したが、一般産業用ベルトは、射出成形機向け大型タイミングベルトの拡販などにより売上高が増加した。

 合成樹脂素材は半導体・液晶製造装置向けの売上高が増加したものの、一部の仕入商品の販売が減少したことから、全体では減少した。

 搬送ベルトは食品業界に加え、空港や物流センターなどの物流用途向けも好調だったことから売上高が増加した。

 以上の結果、国内ベルト事業の売上高は269億800万円で同1・4%増、営業利益は65億8400万円で同3・4%減となった。

 海外ベルト事業については、米国では一般産業用ベルトの売上高が農業機械用を中心に増加し、自動車用ベルトも補修用の減少を組み込みライン用でカバーし、売上高が増加した。

 欧州では一般産業用ベルトの売上高が減少したが、自動車用ベルトは組み込みライン用の売上高が増加し、全体では微増となった。

 アジアでは自動車用ベルトが中国や東南アジアを中心に四輪車向け・二輪車向けの売上高が好調に推移。一般産業用ベルトは、中国やタイで農業機械向けの売上高が増加し、OA機器用ベルトも堅調に推移した。

 この結果、海外ベルト事業の売上高は現地通貨ベースでは前期を上回る結果となったが、為替が円高に推移していることにより、邦貨ベースでは減少。売上高は294億9900万円で同4・5%減、営業利益は33億7700万円で同19・8%増となった。

 建設資材事業のうち、建築部門は建築防水業界の景況悪化の影響を受け売上高が減少したが、土木部門は廃棄物処分場関連の工事物件や、遮水シートの販売が好調に推移し、全体では売上高が増加しました。

 これにより、建設資材事業の売上高は53億4500万円で同3・5%増、営業利益は4億5000万円で同121・2%増となった。

 エンジニアリングストラクチュラルフォームや金属ナノ粒子を応用した新製品、仕入商品などが含まれるその他の売上高は、46億4200万円で同3・5%増、営業利益は1億7000万円で同19・5%増となった。

 18年3月期の通期業績予想については、売上高が670億円で同0・9%増、営業利益は74億円で同10・6%減、経常利益は74億円で同12・8%減、当期純利益は53億円で同20・5%減を見込んでいる。

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