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オカモトの17年3月期 減収も営業益は2桁増

2017年05月11日

ゴムタイムス社


 オカモトの2017年3月期連結決算は、売上高は866億400万円で前年同期比2・0%減、営業利益は原価率の低減と為替の影響により104億3100万円で同26・6%増、経常利益は107億3800万円で同11・1%増、親会社株主に帰属する当期純利益は前年の減損損失の計上がなかったため79億5200万円で同56・9%増となった。

 産業用製品の一般用フィルムは、新規の受注獲得により好調に推移し売上増となった。工業用フィルムは、海外向けアイテムの在庫調整の影響を受け売上減。建材フィルムは、車輌加飾フィルムで在庫調整が発生し売上減。多層フィルムは、食品用が需要回復の兆しを見せ、電池用が引き続き需要堅調により売上増となった。農業用フィルムは、自然災害等の影響により需要は横這いだったが、ポリオレフィンフィルムの販売が堅調で売上微増となった。壁紙は、住宅着工件数の増加に伴い、集合住宅向けおよび新規物件への採用が好調で売上増となったが、フレキシブルコンテナは、市場における受注獲得により販売価格が下落したため売上減となった。自動車内装材は、円高の影響を受けたもののグローバル生産車の増産傾向により売上微増。粘着テープも建設資材および通信販売ルートの販売が好調で売上微増。工業用テープは、電材用は低調だったが、車輌用・住宅用の販売が好調で売上微増となった。食品衛生関連商品は、価格競争の厳しいなか新規採用、新商品上市等で売上横這いとなった。食品用脱水・吸水シートであるピチット製品は、産地加工向け需要の減少により売上減となった。以上により、同セグメントの売上高は545億4400万円で同2・5%増、セグメント利益は64億3600万円で同22・6%増となった。

 生活用品のコンドームは、インバウンド需要の勢いは緩やかになりつつも「オカモトゼロワン」を中心とする薄物商品の販促活動を積極的に行い売上増となった。浣腸は、国内市場は縮小傾向にあるなか、幅広い年齢層への販促活動を行い売上微増。除湿剤は、タンクタイプに加え、シートタイプの販売が好調で売上増になったものの、カイロは、暖冬の影響により売上減となった。手袋は、食品用・産業用は堅調に

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