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世界のゴム事情2016年

2017年05月01日

ゴムタイムス社

  • 判型:A5判36頁
  • 価格:定価1800円(税160円・送料200円)
  • 発売日:2017年5月8日
  • 著者:加藤進一
  • 発売元:ゴムタイムス社

 完売しました。

 ゴムタイムスからのお誘いで、同紙に隔月で世界のゴム事情について連載を始めました。加藤事務所は、現在世界19 か国のゴム原材料、タイヤ、ゴム会社との取引があります。この数年は加藤が年間20 回以上海外出張をしてこの目で各国のゴム産業の実情をみてきています。中近東、イラン、ブラジルのタイヤ、ゴム会社にも行きます。

 日本のタイヤ、ゴム会社はすでに世界で500 か所以上の拠点をもち、1000 人以上の日本人が世界各国で活躍しています。各国での日系工場駐在員はもちろんですが、また中国のローカルのタイヤ会社でコンサルタントをしている元日本のタイヤ会社技術者も総数は10 名以上います。世界で日系タイヤ、ゴム会社に働いている現地従業員の総数は、25 万人を超します。中堅ゴム会社でも同じ課にいた同僚がある日海外工場に赴任、次は自分か? ということは普通のことになりつつあります。

 ゴム業界も世界がどんどん狭くなってきており、さらに日本と各国間の輸出輸入だけでなく、例えばタイのゴムコンパウンドを日系メキシコ工場、ブラジル工場で購入する、インドの再生ゴムをアジアの日系タイヤ工場で使う、こういった取引も増えてきています。

 そこで、この「世界のゴム事情」では、各国のゴム原材料、ゴム加工機械、タイヤ、ゴム産業を取り上げ、日本との比較や、各国の特徴、ちょっとおもしろい話を皆さんに紹介していきたいと考えています。当社は社員以外にも顧問をお願いしている方が数名います。それらの方の海外でのご経験や、ちょっといい話、また加藤が海外出張して現地でちょっとびっくりした話も入れていきます。

 例えば、中国にある品質保証期間3 か月という格安トラックタイヤ、インドのタイヤ再生ゴム工場での人海戦術でのチューブスクラップの選別方法、ブラジルの酸化亜鉛会社は世界No1 の規模、ロシアのEPDM は製造してムーニーを測ってから生産したグレードが決まる話、イタリア人的な発想で合成ゴムグレードを開発する話、台湾で若年層が苦しんでいて出産率が上がらない話、シンガポール
の合成ゴム工場にはカメラが持ち込めない話、ヨーロッパの3 大ゴム会社とは、
そんな話題を提供します。

 2015 年は中国経済が減速し、ゴム材料が余り出しました。市況価格が下がり、天然ゴム、合成ゴム、カーボンの値下げが相次ぎました。2016 年前半も同じような状況でしたが、16 年末から天然ゴムが高騰し、合成ゴムも2017 年初めから大幅な値上げが始まりました。カーボンブラックも16 年末から値上げが始まりました。ゴム原材料の市況も、いまや世界のゴム産業の市況に左右されます。世界のゴム産業で何が起こっているか、それぞれの国のゴム産業はどんな特徴があるのか? そんな視点からこの「世界のゴム事情」を連載していきたいと思います。

 また加藤事務所のウェブサイトwww.rubberstation.com の「社長のブログ」でも毎週の海外出張での面白い話を載せていますので、そちらもどうぞ。

加藤事務所 代表取締役社長
加藤進一

目次

2016年
1. 中国次第のゴム原料動向
2. 自動車産業の集積が加速するメキシコ
3. 加速する日系企業のメキシコ進出
4. ブラジルのゴム業界(前編)
5. ブラジルのゴム業界(後編)
6. ヨーロッパのゴム業界(前編)
7. ヨーロッパのゴム業界(後編)

2015年
8. 中国の変調
9. 台湾のゴム機械メーカー
10. 拡張するインドのゴム産業
11. ポーランドのゴム企業
12. 米国のゴム業界の現状
13. イランのゴム産業について イランのゴム会社を訪れて
14. 海外ゴム業界の動向と国内の展望(2016 年に向けて)

世界のゴム事情2016年

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